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昨日、愛犬「ハナ」の散歩から帰ると玄関に置いてあった稲荷寿しのパックと古材の板。
昨日は19日、この日は大工をしている小中学校の同級生が毎月稲荷寿しを届けてくれる。
今は古民家の修復仕事が入っているとかで、出て来た古材も持って来てくれた。
茶道具の何かに使えるかどうかと云うことである。
云われてみれば、この男も実直で友誼に篤い、紛れも無く益者三友の一人であろう。
因みに私のギックリ腰、ゆっくりの水平移動は出来るようになったが、垂直移動は辛い。
何とか愛犬「ハナ」の散歩だけは頑張って行く次第。
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2017.07.20 益者三友
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露草の花は一日で姿を隠した、ひと雨降った後の葉っぱには露が付いた。

昨夕、「戻ってきました」というメールが高校の同級生から入った。
前の日に五時間の亘る心臓手術を受けたのだった。
それでメールが打てるぐらいに回復とは、医学の進歩に感心する。
この同級生が手術前に私へ残した言葉が以下であった。
「益者三友、直を友とし、諒を友とし、多聞を友とするは益なり、とあるが、剛直で、誠実で、博識な人を友とするのがいいと昔の賢人が言っているようです。それを感じています。」
私が「誰のこと?」と返した、つまり、そんな友人って居るのかという意味の問いであった。
彼から「孔子が言ったこと。」と返って来た。友人同士の意思疎通も、まま頓珍漢になるもの。
仕方なく、私は「できるなら、生還を」と返した。
すると昨夕の「戻ってきました」とのメール。私は「祝着!」と返した。
人の命は朝日に光る露ほどのもの、色々感じながらあと少し生きよう。
2017.07.18 焼酎三昧
先日、娘夫婦が宮崎のそば焼酎「雲海」を持って来た。
何でも第三子が待望の男児で、「雲海」と名付けた由。ワシの孫は焼酎か・・。
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奈良の卒塾者お二人から希少な焼酎を頂いた、見た目もこれはという代物。
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古代史愛好家で特異な脳ミソの持ち主である内科医から糖尿患者の私に焼酎5本。
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大阪の卒塾者から「妻」と「川越」と云う名の焼酎が届いた。我が女房殿を案じてのことかと。
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二日で一本を目安として、酔生夢死の人生を楽しませてもらいましょうぞ。
娘夫婦は当然ながら、恵送頂いた皆々様も私が糖尿患者であるとはよくご存知。
2017.07.17 露草・月草
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植えてもしないが、鉢に露草が育ち花を付けた。私の好きな一日草である。
露草(つゆくさ)。原産地は日本・東亜。3枚の花弁は、青い花弁が2枚と白い花弁が1枚。
別名は花弁の青い色が着きやすいことから着き草(月草)として万葉集に詠われる。
また、蛍を飼うとき籠にこの草を入れたことから蛍草(ほたるぐさ)とも。
間違われやすいのは紫露草(むらさきつゆくさ)、これは米国原産の帰化植物。

この15日の土曜日、高校一年三年時の同級生が奈良で店を開いたので寄った。
彼は奈良で老舗の印刷屋の社長をしていたが引退し炭焼なんぞを楽しんでいた。
その炭は私も使ったが煙は出るは、原木が芯に残っているはと散々な代物であった。
その彼が、活版印刷の受注と奈良観光に役立ちたいとの思いで店を出したのである。
店名も「活版工房丹」、以前に奈良の雑誌「赤い奈良」を出版していた名残である。
店に行くと、奥から足腰を摩りながらヨレヨレと出て来た彼に私は一言云う。
「70過ぎての道楽で、後々周りに迷惑かけたらアカンで」。彼は云う、
「皆ワシの手持ちの金や迷惑はかけん、奈良と印刷物はワシの人生の仕事や」
彼の生き様と仕事ぶりを知る私はニコリと頷く。
花屋から届けておいた和花の入れ様が不細工であったので手直しをした。
私が云う、「この店、それなりにおまはんの思いが出てるな、後は客が分かるかどうかや」
彼は私の顔を見てニタリとし、「せやねん、ところでここの二階、和室やで・・」。
私「何考えてんねん、ワシは茶は止めた。ほな、また来るわ」と云って店を出た。
この店の斜め向かいには、江戸時代から続く日本最古の本屋の一つ「豊住書店」がある。
そこの三男坊も同い年の陶芸作家、この辺りは奈良の文化の中心地であった。
帰りに「かえる庵」に寄って一杯飲み、引き上げようとしたら腰に激痛。
前にやったギックリ腰が再発。脂汗が出て来たのでタクシーを呼んでもらった。
運転手さんは私を家の中まで連れてくれた。親切な御仁である。
近所の人も駆けつけてくれ、あれこれ面倒を見てもらう羽目になった。感謝である。
足首骨折で伏せている女房殿の言いぐさが悪いので苛立った私は、頬っぺたを叩いた。
後悔しきり・・。
月草のうつろひやすく思へかも我が思ふ人の言も告げ来ぬ (万葉集583)
(月草の色のように移り気にしか思ってくださっていないからでしょうか。私の恋しい人は言葉も掛けに来てくださいません。)

2017.07.14 悪名
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昭和36年の映画「悪名」、今東光の原作を映画化したもの。
勝新太郎、田宮二郎、中村玉緒、水谷良重、浪花千栄子らが出演。

今朝、ケーブルテレビで「悪名」を放映していたので観た。
何度も観た洋画が「エデンの東」と「ローマの休日」、邦画は「悪名」。
「悪名」の音楽は大正琴、その調べは洋画「慕情」の曲に優るとも劣らない。
戦前の大阪ミナミの歓楽街で生きる男と女や極道たちの世界を描いている。
当時のミナミの情景、人情や言葉遣いもそのままに再現され臨場感がある。
昭和40年代半ば頃にミナミの歓楽街で糊口を凌いでいた私にはシックリ来る映画。
まま、ひとつ云わせてもらうと勝新太郎の河内弁が下手糞で聞き辛いことである。
河内と大和の民俗は似たところがあるので、大和育ちの私には気になるところ。
先日、板前の師匠からミナミが様変わりしたと聞いた話が懐かしく重なったようだ。
女房殿の介護もあり共に部屋に居てテレビやパソコンで時間をつぶす今日この頃。