2017.06.22 殺処分
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もう犬小屋に入らず、ソファーの犬布団にも行かず、私たちの寝間に来て寝る「ハナ」。
全盲になった13歳半の雌の柴犬「ハナ」。文句も泣き言も云わぬが気持ちが伝わる。

今朝の産経歌壇のトップ選歌。
「 妻もわれも おまえを看取りは できぬよと 言い聞かせつつ 仔犬を貰う 」
産経歌壇の評。
自分たち夫婦の年齢から言って最期を見てやれるかと。「言い聞かせつつ」が優しい。

この記事を見て、私は随分前になるが毎日新聞夕刊のコラム欄を思い起した。
母熊が仔熊を猟犬から守るために共に木に登っている写真である。
私にしては我が子を守ろうとする母熊の必死の行動と見てとれた。
毎日新聞が「自然のユーモア」と題していたことに私は無性に腹が立った。
新聞マスコミ人間という瓦版屋の騒ぎ稼業を蔑視するのは、前から私の悪い癖。
戦時中に日本軍の百人切りを面白おかしく報道したのは毎日新聞。
それが後に誤報であったと知れたが、日本の悪評を生む一因にされた。
更にはこの記事に取り上げられた御本人と身内の方々の心痛は深かったと聞く。
産経歌壇、詠ったご夫婦、この選歌者、ご夫婦亡き後の仔犬、如何お考えか・・。
2014・08・25の私のブログ、殺処分した愛犬「ごん」を思い起した。

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ご近所の玄関に植わった苗、朝顔・苦瓜・スズメ瓜、やがて後ろの糸ヒモに蔓が伸びる。

目的は夏の涼感、目標は日除け障子、手段はつる草植え込みということか。
朝刊一面トップは小池都知事の基本方針が築地豊洲両立と記していた。
市場事情を少しでも知る者からすれば戯言である。
つい私は、ドイツ軍参謀本部で作戦計画の指針とされた一言を思い起した。
目的はパリ陥落、目標はフランス軍壊滅、手段は機甲師団電撃侵攻。
この話は私の仕事や物事の整理・組立て方で大いに参考になったもの。
さて小池はん、とてもじゃないがドイツ軍参謀本部に及ばない論理組み立て。
目的は小池ファースト、目標は都民ファースト組織、手段は愚民懐柔。
ノックを知事にした大阪府民は面白がりの政治批判であった一面を持つ。
青島・慎太郎・猪瀬・舛添を選んだ東京都民の感覚は少し趣が違っている。
半分本気で「彼が良い政治家」と見ていた節がある、正に愚民大衆の感覚。
その辺を知る芦屋の小池はん、愚民とアホ取り巻きを誘導しての小池ファースト。
「アメリカファースト」に悪乗りしたり、ライス女性国防長官に「マダム・スシ」と云うたり。
男の間を渡ってござるのも才覚かも知れんが、まま、付き合いたくない女である。

2017.06.20 北海道土産
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一週間の北海道旅行を終えた娘一家が帰って来た。写真は北海道土産である。
十勝黒豚スコーン、エゾ鹿ジャーキー、北海道小麦と北海道牛乳のクッキー。
これが皆、我が家の愛犬「ハナ」への土産である。
しかも、無農薬の手作りだとか云々の謳い文句まで付いている。
我々にはジャガイモの餅一袋だった。
そのジャガ餅もお隣さんへ行った、お隣さんがパンを焼いて娘に持たせた為である。
足首骨折の母親を放ったらかして、予約しているからと北海道へ家族旅行に行った娘。
しかし、「ハナ」への土産を気にしていたことは、まま、それなりに我が娘ではある。
続けてしかし、犬の土産商品がこんなに揃っていることにはビックリ、驚いた次第。
日本は平和か、進んだ社会か、それとも社会がボケて来たのか、思案するところ。
2017.06.18 洋ナシの梨園
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瓢箪の様な洋ナシ、7割はラ・フランスと呼ばれている種類だとか。

梨園という芸人社会があるそうな。歌舞伎の家柄がどうじゃこうじゃという輩である。
前に中村七之助や市川海老蔵とやらいう、若いアホ役者が警察沙汰になった。
歌舞伎役者の家がやんごとなき名門の血筋、貴種とかと大きな勘違いしておる連中。
歌舞伎芸人の出自は河原者(かわらもの)、曰く非人という賤民集団がその祖。
彼らの生業は屠畜や皮革加工で、河原の周辺に居住していたため河原者と呼ばれた。
屠畜や皮革加工には大量の水が必要だからだというのが通説である。
河原者は河原乞食とも云われ、芸能、行商などにも従事していた。
私は屠畜や皮革加工の職に偏見を持つ者ではない。
出自に引け目を持つ集団が、歪んだ身分意識で己を高ぶる根性が好かんだけ。

こういうことを云うと必ずヘイトが云々と喧し昨今であるが、そんなことは捨て置く。
今日の話は緋牡丹お竜、藤純子(ふじじゅんこ)の娘のことである。
藤純子、本名は富司 純子(ふじ すみこ)は和歌山県御坊市出身。
梨園に嫁ぎ、歌舞伎役者の夫の姓で寺島 純子(てらしま じゅんこ)を名乗る。
平成19年に紫綬褒章受章。平成28年春の叙勲で旭日小綬章を受章。大女優だ。
思うに、同じ歳に吉永小百合・松原智恵子がいる。彼女たち、未だにええ女だ。
それが、お竜の娘の寺島しのぶがフランス人と一緒になったと聞いた。
その紅毛人との子・男児を歌舞伎の家、つまり梨園の後継ぎにしたとのこと。
河原者と皇室を同列で云々するなんぞ以ての外、とは重々承知ながら杞憂がある。
ミーハー女や能天気男が、この話を以て女系天皇の容認を声高に云い募ることだ。
梨園が洋ナシになろうとも、万世一系の皇統に女系はあり得ない。

2017.06.17 受け入れる
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ベッドのある部屋と厠・洗面所の間の廊下を松葉杖で行き来する妻。

二本足を常態とするのは、数多の動物の中でカンガルーと人間ぐらいであろう。
最初は4本、次に2本、やがて3本の足になるのは?というトンチ話もあった。
勿論、人間の一生のことを例えた話で、3本とは両足と杖のことである。
女房殿も松葉杖との生活がもう10日となり、緩々歩きながら大分受け入れた様子。
私が云う「やはり、動物は四つ足が自然なんやな、二本足の形態は無理があるな」
女房殿も「ホンマや、常は横たわり、動く時は四本足が安心で楽やわ」
私はつい、「怠け者の講釈」と思ったが口には出さない、お三度は私が用意し運ぶ。

それにしても全盲の我が愛犬「ハナ」、立派である。心を打たれることがある。
見えなくなった当初は、彼方此方にぶつかったりして見ていても辛いものがあった。
しかし最近では、自分の身の置き場や動き方に一定の工夫が出て来た。
見ていると、「運命を受け入れる」というものがハナに感じ取れ、切なくも感動する。
まま人生、「運命を受け入れる」しかないと実感する今日この頃。