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ルタバガ、カブに似るが別種、これがジャック・オー・ランタンの原型であった
別名はカブハボタン、スウィード、スウェーデンカブ、根菜類だが地上部も食用になる
スウェーデン原産で北欧からロシアにかけて栽培され、重要な栄養源となっていた
やがてスコットランドに移入され、他のイギリス各地や北アメリカにも広まっていった
日本でも、明治時代初期に他の作物と共に北海道に導入された(コスモス到来の時期)
然し、在来種のカブに味が劣ることから普及せず、飼料用などにとどまったらしい

去年もブログにしたハロウィンのこと
古代ケルト人の風習が起源といわれ、毎年十月三十一日行なわれる祭りのことである
ケルト人の一年の終りは十月三十一日で、この夜は夏の終わりを意味し冬の始まりでもある
日本でいうとお盆の様な行事で、死者の霊が家族を訪ねてくると信じられていた
時期を同じくして出てくる有害な精霊や魔女から身を守るために人々は変装したとか
仮面を被り、魔除けの焚き火を焚いていたという、その時の仮面に「ルタバガ」が使われた

現代では特にアメリカ合衆国で民間行事として定着し、本来の宗教的な意味合いはなくなった
ルタバガに替わり、アメリカ原産のカボチャで「ジャック・オー・ランタン」を作っている
子どもたちが魔女やお化けに仮装して近くの家々を訪れてお菓子をもらったりする風習になった
そして、アメリカに次いでこの行事が定着しつつあるのは日本国で、欧州では低調だという
まま、日本人、バテレンも神も仏も関係なく子供達の喜ぶ「プレゼント行事」にしたようだ
今日は我が家の隣近所でも寄り合い、子供たちに配る「プレゼント」の用意をしている
我が家からは「和三盆の二人静」を供出した

然しながらである、クリスマスイブのケーキの売れ行きは一時の数分の一になった昨今
今の若者は夜中の繁華街でお面や化け物化粧をしてハロウィン騒ぎする、ルタバカども
昔の日本でも、盆踊りの晩は面を被っての乱交風習があったようだが、まま、似た話
どうも日本人、単に乱痴気(ランチキ)騒ぎがお好きな人達ということかな?

アイルランドに残る「ルタバガで作られたジャック・オー・ランタン」
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2015.10.30 風船コスモス
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般若寺のコスモスが満開という記事があった、日本最初のコスモスの名所だとか

コスモスの来朝は明治半ば、飛鳥時代創建の般若寺の能書きにコクモス寺とは・・
郡山の幼稚園児が飛ばしたコクモスの種を付けた風船が鳥取の梨園へ届いた記事
此方は、その梨園から幼稚園に梨が届けられ、園児が喜んだと云う美談になっている
さて般若寺のこと、私の出た中学校のすぐ傍にあり、悪友と遊び回ったところである
前に「千家家」で松永弾正のことを書いたが、その弾正の居城が般若寺横の多門城
永禄十年(1567)東大寺大仏殿の戦いで、弾正が東大寺・興福寺と共に般若寺も焼いた
よって弾正は奈良で人気がない、「日和見」の誤解があるが筒井順慶の方が好かれる

多門城跡に私の中学校があったので、窓から奈良の町を眺めながら歴史授業を受けた
授業では光明皇后のハンセン病治療で般若寺のことを教えられたが、後日に色々知った
多門城、般若寺界隈は奈良工芸の職人の町で、多くの茶人が往来していたこと
「茶」のバイブルと云われる「松屋日記」や春日の神人の「長闇堂記」が残されていること
松永弾正の子が千小庵、その子が千家の始祖・宗旦ということ
南アメリカの花であったコスモスが、スペイン経由で日本に入り「秋桜」と云われたこと

先週末にはコスモス風船が行き着いた鳥取に、女房殿が娘夫婦と孫と共に訪れていた
女房殿の母親の実家は鳥取で、もう三年ほど前から実家近くの養老施設に入っている

水戸黄門が歌っている

風吹くままに  花は散り  雲行くままに  人は去る  
世の移ろいを  観るなれば  貧しきものも  富むものも
同じ仮寝の  露の宿


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松永弾正久秀の墓、奈良葛城郡王寺町の達磨寺にある

筒井順慶の墓を掲載したなら、松永弾正の墓も出さないと片手落ちかと
片手落ちという言葉が差別用語だ云々、最近やたらとこの手の言葉狩り話が多い
弾正は信長軍の主力となった順慶に攻め立てられ、平釜を抱え信貴山城で爆死
この平釜は「土蜘蛛」という銘をもち、信長がその釜を出せば命を助けると云うたとか
そこで「土蜘蛛」に爆薬を詰め、自爆して果てたということ、さすが武将茶人の面目
片手どころか、その身は釜と共に木っ端微塵の粉々である
さてはて、墓に埋められているのは何であろうか、そもそも「土蜘蛛」と名付けたのは・・
古事記に出る「土蜘蛛」は、大和の先住民で洞窟に住む尾のある手足が長い人達のこと
葛城山系で神武軍に打ち取られたとあるが、その話と繋がるかと思いは馳せる

実は、京都の茶家である千家の家元の祖である千宗旦は松永弾正の孫に当たる
つまり、弾正の妾が弾正の子を連れ、千利休の後妻となり、その子の子が宗旦とか
弾正の妾とは宗恩、その連れ子とは小庵である、この話は千家では色々云われる
その辺りを廣田吉崇という茶学者が説明している、千家周辺の思いが見てとれる
少々長いが、興味ある方はご一読を

http://202.231.40.34/jpub/pdf/js/IN4101.pdf

別に千家の悪口を云うつもりは無いが、少々云いたいことはある
「茶家」として飯を食う仕組みに家元制という似非身分制度を作った功罪である
茶技を教えることで稽古料を得られるように、稽古カリキュラムを相伝という形式にした
それで稽古が分り易くなり、茶はお稽古事として特定階級から一般階級にも普及した
特に、明治以降は女学校教育の一環として「婦人のたしなみ」という位置づけを得た
その結果として、「茶は女のもの」という感覚を世間が持つようになった
「男の茶」は旦那衆の道楽となり、実業で名を成した御仁の文化素養の箔にもなった
家元制度と集金制度が重なり、千家の功罪も人はあれこれ云うところである
室町の奈良で生まれ日本文化の象徴的なものとしてあった「茶」、「男の茶」は・・

それはそれとして、私が千家に違和感を持つことが一つ
裏をやる知人の曰く「裏千家流ではなく、茶道・裏千家と云ってほしい」とかなんとか
そもそも、私から云えば「千流」であって、何故に「千家」と称するのか分らない
「千家の茶」というなら、「上田家の茶」であり、「上田家流」と云うなら話が分かる
そもそも論を続けると、「千家」という姓は出雲国造の家柄という名家の苗字
その天皇家に匹敵する家系を持つ「千家」の名を僭称していることになる

実は、私が勤めていた会社に「千家●子」という妙齢の女性が居た、美人で品があった
その女性は本物の千家家(せんげけ)の傍系の出自でげその人の話に私は笑ったもの
「私は余りお茶は知らないのに、人はそう思ってくれないので困る時がある」と云う
つまり、人に出雲の「千家家」を説明するのが面倒なので、いつも笑ってごまかすとか
その女性、今はどうされているか、まま良家に嫁ぎ良妻賢母として納まっているのだろう
もしかすると、お茶を習い始めているかも知れない、上田宗箇流の(^^)

そう云えば、最近のニュースで千家家の本家に宮家の内親王が降嫁されたと聞いた
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芒(すすき)、白菊、杜鵑(ほととぎ)、野牡丹、丸葉縷紅(まるばるこう)
塾生二人が「名残りの花」を挿そうと長々四苦八苦の花入れをした
見かねた新人塾生が「こうしたら如何でしょう」と手を出した
塾生二人は納得、解放感を顔に出して花入れを新人に譲る
投げ入れ花をしている新人、さすがと思わせる趣向を見せた
芒を折って挿したのである、名残り花とは生きる身の儚(はかな)さということ
新人曰く、これで晩秋の侘びの花になるであろうと、成る程に納得である
花を入れるのに、枝を折って挿すということは、私はこれまで考えもしなかった
新人は云う、「照葉一枝があれば味が出るかも」
私は云う、「照葉は云わば今が旬、名残りの花にはならんと思う」、新人は納得


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中置の点前である
これまで向かって右にあった水差しを左に置いている
そろそろ薄ら寒くなりだす季節、風炉の炭火を客に近づける
そして、冷たい水差を勝手側の左隅に寄せるというのが中置である
侘びた風炉、いわゆる窶(やつ)れの鉄風炉に掻き上げ灰が時季のもの
今回は徳川美術館のこともあり、葵の御紋が崩れた風炉で掻き上げ灰とする
先輩塾生が小一時間かけて灰を作ったのは良かったが、写真の通りになった
灰を作った本人が続いての炭点前、あろうことか掻き上げ灰の上に炭を落とした
一瞬にして灰型が無残に、風炉の右側に炭を落とした跡が残る
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名古屋・徳川美術館で開催中の黄金茶会、今日は当流の担当日で私も参列
早朝、同行者の車に便乗するため郡山にある筒井順慶の五輪塔墓地に寄る
案内板に順慶の享年が三十六歳とあったので、その若さに少々驚く
洞ヶ峠で日和見をしたという話は俗説で、洞ヶ峠に陣を張ったのは明智光秀とか
光秀が順慶の来援を待ち焦がれ、参陣を促すためであったが順慶は引いた
朋友であった順慶と娘・細川ガラシャの義父・幽斎の離反が光秀の誤算であった
人は此方が思うほどに、その義を持たないという話であろう
人の動く根源とは、一に恐怖、二に利益、三四が無くて、五に道義ということ
「サビ」た門扉にビニールひもで無造作に括られた表示板、「ワビ」しい思いがした

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順慶の墓の前にあった寺の能書き
分ったような、分らんような・・

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徳川美術館の点心、私には味は少々濃い感じであった
まま、畿内の味に慣れている所為かも知れない

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今回の濃茶席の横に隣接した数寄屋の風景
左手に人が見えるところが躙り口、右手の腰掛待合に貴人口がある
つまり、貴人のお成りの際には大きめの別口があるという武家茶の造り
武家の棟梁に繋がる尾張大納言、徳川美術館の茶室である

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濃茶席の黄金台子、今回の茶会の「売り」である
明治維新後に大阪で「売り」に出されたが買い手がなかったとか
理由は、「葵の御紋」に人気が無くなったからという話である
先の大戦の貴金属供出令で国庫に収まり、戦後はGHQの目を逃れ名古屋に帰参
その際には、大八車に積み蓆(むしろ)で覆い運んだと解説があった
帰路の名古屋高速から東名阪に入る途中に「黄金」という出口があり、笑った
遠くに見える名古屋城の天守閣では黄金のシャチホコが輝いていた
土産に徳川美術館で葵の御紋の外郎(ういろう)を買うた
2015.10.23 反省
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懐かしの「反省ザル」

朝起きて、よく考えてみると
ガンの摘出手術が上手くいって良かったとは云え
入院中の奥方をさて置き
御亭主と酒を飲んで、カラオケとは・・
マコト以って不謹慎、ケシカラン振る舞い
深く自戒するところ・・反省
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この日曜日の名古屋花会・茶会の訪問で、面白い土産を見つけたのが上の写真
茶事風に云うと、菓子銘は「かえるまんじゅう」、お製は「青柳総本家」である
思わず二つ買ってしまった、楽しいお見舞いになるだろうと、私はひとりホクソエム

卒塾者の「かえる庵」庵主の奥方が先週に乳がんの手術をした
国鉄奈良駅のホーム下にある「奈良物産店」の店内奥で庵主と待ち合わせた
この物産店の定食、ナカナカおもろい、八百円位の定食に大皿が付いて出た
私達夫婦はかつをタタキ定食、庵主は豚のショウガ炒め定食をとる
この大皿はと聞くと、庵主曰く「店の真ん中のテーブルにある料理が取り放題」
奈良の野菜・果物が積まれた横に、天ぷら、煮付、炒め物、サラダ等が一杯
つまり、奈良地元産の食材が料理されて並んでいて、皿一杯無料であった
野菜好きの女房殿は目を輝かして、アレコレと大皿山盛りに物色していた

庵主の奥方は半年ぐらいかけ放射線治療を行い、患部を小さくして摘出したという
手術は成功で術後の経過も良く、順調に快復とか聞いて、ひと安心であった
とは云うものの、長い抗がん剤治療は、心身とも相当に辛かったご様子であった
そして、周りに心配を掛けまいと気丈夫に振る舞われる姿には頭が下がった
あと二日ほどで退院許可がでるとかで、先ずは目出度いことであった

病院を出て、どうするか考えていると、卒塾者の庵主チラリとこちらを一瞥
「今日は店は休業しているが、酒ならエエのがタップリある」とニタリ
早速に「かえる庵」へ同行、私は女房殿に金を拝借して支那料理を仕入れる
実は、私の財布を家に忘れて来たのであった
近くの塾生にも声を掛けると、十五分ではせ参じる段取りの良さ
旨い日本酒を散々飲んでから「かえる庵」を出て、後は皆でカラオケボックスへ
今日は見舞いに来たのだったが・・

かえる庵入口の親子カエル、上部に咲く花は「白花桜蓼・しろばなサクラタデ」
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煎茶席に移る脇の設え

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煎茶席の横棚に置かれた盆石、日本海から立山連峰を象ったとか


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煎茶席の本床、スッキリしている

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煎茶の点前、鉄瓶の向うに白磁の火炉、抹茶でいう風炉になる

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煎茶席の本床は文人の雰囲気が醸し出されている

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禅寺本堂の本床、華道宗匠が松を活けられた、花器は水戸徳川家伝来のものとか
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若手の花、意気軒高である

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女性の手になるもの

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熱田神宮の日桶、つまり消壺を象った花器

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煎茶では盛り籠をして、時の野菜や果物を飾る

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立礼席の床、さらりとして軽やかさがある

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立礼の薄茶席も用意されていた、鳴り物は太鼓(^^)


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歌手・瀬川瑛子の「トドクロちゃん」でお馴染みのノーベル製菓・「のど黒飴」

今日は知人の華道家元が花展と茶会を催すため、名古屋に出掛ける
途中、津市で瀬川某という方と会うことになり、「トドクロちゃん」を連想
このノーベル製菓、元々は大阪で昭和四年創業の大長製菓という会社
昭和二十四年に湯川博士ノーベル賞受賞と同時にノーベルの登録商標を出願
昭和三十四年にノーベル製菓株式会社へと社名変更した会社
よって、ノーベル賞や基金を提供したアルフレッド・ノーベルとは全く無関係
まま、機を見るに敏というか、ノーベル賞級の才覚走った大阪の中小企業である

このところノーベル賞の話題が一区切りしたようだが、今一つの話
昭和六十四年にノーベル化学賞を受賞した「安井良男・やすいよしお」のこと
父は航海技師だったノルウェー人で、母は福岡県出身の事業家の娘で安井タキノ
大日本帝国の保護国だった大韓帝国の釜山で明治三十七年に生まれる
八歳まで朝鮮半島で過ごした後、長崎の修道院学校へ、そして横浜へ移る
横浜のセント・ジョセフ・インターナショナル・カレッジに学び、米国のデイトン大学へ
学位を得た後、マサチューセッツ工科大学(MIT)で修士課程を修了する

父から学資を受け続ける生活を嫌った安井は博士課程へ進ます実務の世界に移る
デュポン社で研究員として働き始め、定年退職するまでの四十二年間を同社で勤務
この間、二十五の論文と六十五の特許を残し、ノーベル賞を受賞する
こうした経緯から、ノーベル化学賞受賞者の中では珍しい博士号を持たない人物となる
彼は四十三歳の時に米国籍を取得、チャールズ・ペダーセンという名で知られている

日本国籍を捨て、米国籍を取得してノーベル賞を受賞した人が二人いる
その人達は日本人ノーベル賞受賞者と云えるのかどうか微妙なところ
欧州人の考える「籍」とは、その文化・宗教に根差す出身民族という意味合いが強いとか
米国人の考える「籍」とは、権利あるいは資格のようなものだと認識されているようだ
英語で国籍にあたるcitizenshipが「市民権」と訳されるのは的を射ていると云われる
日本人の考える「籍」とは、正に戸籍であろう、父系主義とは戸籍の概念そのもの

ノーベル賞受賞者の国籍は、ソ連やユーゴスラビアの崩壊に際して出生地とした
安井良男・チャールズ・ペダーセンは韓国・釜山生まれノーベル賞受賞者
故に、韓国では「韓国のノーベル化学賞受賞者」とか報道されていると聞く
まま、どうでも良いが、あの中村とか云うノーベル賞受賞者、気に喰わん男
日本国籍を捨て米国籍を取ったのは、日本が嫌いだからとかウソブキ
自分がお世話になった出身企業の悪口を声高にノタマウ、それも銭がらみで
中村はんは、やはり日本人より米国人の方がお似合いである
比べて安井はん、ジュポン社に定年まで黙々と勤め、企業も彼に報いた
安井はん、チャールズ・ペダーセンこそ日本人の心を持ったノーベル賞受賞者

無題
顔付・表情を見てもよく分る



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秋篠川土手の桜の枝葉、木の下には多くの葉が散っていた

これを枯葉というと、イブ・モンタンのシャンソンを想い出すか
https://www.youtube.com/watch?v=PMJUHLtoRbo&list=RDPMJUHLtoRbo#t=26
或いは、車の「枯葉」マークを想い浮かべる人もいるであろう
これを落葉と云うと、今は見られなくなった落葉焚き
山茶花と共に、焼き芋のホカホカ香りを想い出す
これを照葉というと、茶花として花入に挿し床に置く
花が少なくなる晩秋の色添えとして重宝するもの
枯葉、落葉、照葉、其々の呼び名で想いが違うようだ
私には奈良から出て大阪・東京そして欧米で浮名を流した女性
美貌の芸者・照葉、高岡 智照の人生が過る

最近、近所の人から愛犬「ハナ」の愛想が無くなったと云われる
呼んでも振り向かない、寄って来ないというのである
確かに、反応が悪くなっているのは私も感じていた
ゴロ寝をする「ハナ」の横を通っても知らん顔、人が来ても反応しない
犬もオバンになると横着なものと思っていたが、違っていた
「ハナ」の耳が遠くなっていたのだった、つまり耳の聞こえが悪い
夏前から、左目に白内障の症状が出て見え辛くなっているのに、更に耳
呼んでも聞こえ辛く、合図を送っても見え辛いという状態に陥りつつある

思うに、自然界の動物の老化は早く進む
生殖活動・子育てを終える閉経後の寿命は短いということである
老いた自分が生き続けて、子や一族の迷惑になるのを避けるということ
確かに、老化から死に至るまでを早めることは理にかなっている、正に自然の摂理
然るに、人間は閉経後も生き続け、というか閉経後の寿命の方が長い
老人医療の経費が子供世代に大きな負担を掛けるところである
老人医療の進展、老人介護の充実とは、、老人のエゴ、社会悪の増大である
それは、次世代の夢や希望を蝕み種族の保存を危うくするものであると思う

子供の頃には「かしわ屋」という鶏肉と玉子の店があった
「かしわ」とは親鳥の肉、産卵しなくなった親鶏がさっさと肉になって売られる
今、ブロイラーと呼ばれる若鶏肉なんぞはなかったものである
生まれて、成長して、卵を産み雛を孵して育て、自分の一生を終えたのである
老いの苦しみから救うのが、即ち「かしわ肉」に処分されること、自然の摂理
ブロイラーとは食われるだけの為に餌を食する生涯で、子孫とは無縁

自然の摂理に抗することは、是全て悪であろう、とか何とか思う今日この頃
「ハナ」が白内障の目を私の方へ向けるが、その目に写る私は如何なものであろうか
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晩成の大和米も稲刈りが終わったようだ、我が家にも新米が届くだろう

ユネスコの歴史記憶遺産に支那赤帝国の「南京大虐殺記念館」が認定された
朝日新聞の曰く「従軍慰安婦」と相まって、日本への歴史虚言が一層盛んだ
ユネスコなんぞに、割高の拠出金を律儀に支払い続ける全く御人好しの日本

1位 アメリカ  22%   ➡四年前から支払い停止
2位 日本   19.572% 
3位 ドイツ   8.7%
4位 イギリス 6.1%

9位 赤支那  2.06%
11位  韓国  1.85%

ユネスコって何んなのか、実態は欧州白人社会の世界意識統治機構か・・
米国なんざ、国連にもユネスコにも分担金の支払いを拒絶し続けている、ご立派
日本はユネスコに対し莫大な分担金や拠出金を払わされ続けているが、何故か
誰がその金額は決定しているかというと、それはユネスコ自身と云う話、アホクサ

この際、日本はユネスコへの分担金の支払いを停止するか
さっさとユネスコを脱退するかのどちらかにすべしであろう
如何かな
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日曜日の床、塾生の陶工が自分の焼いた皿花入に木賊(トクサ)と犬蓼(イヌタデ)を挿す
横に写る軸は平井 楳仙(ばいせん)の山水画「紅葉」

実はこの平井楳仙、ロスアンゼルス・オリンピックの出場選手である
近代オリンピックで採用されていた競技に、かつては芸術競技(げいじゅつきょうぎ)があった
種目は絵画、彫刻、文学、建築、音楽で、スポーツを題材にした芸術作品を制作し採点を競った
古代オリンピックは神を讃えるという信仰的要素があり、強く美しい肉体で神を表現した
スポーツ競技とは、その肉体をつくることから生まれたものであったという

近代オリンピックにおいても、その理念として「肉体と精神の向上の場」が掲げられており、
芸術も神を表現する手段ということで、クーベルタン男爵の希望もあり芸術競技が採用された
つまり、オリンピックとはギリシャ神話と白人キリスト教の祭典であるということであろう
前日の神戸坐禅会の若手宗教学者の話とは、何となく繋がるような気がしないでもない

日本人芸術選手は1932年のロサンゼルスと1936年のベルリンのオリンピックに参加
平井はロスオリンピック絵画部門に東山魁夷や棟方志功らと日本画代表として出場した
因みに、ベルリンオリンピックの芸術種目では日本人メダリストが二人出た
絵画部門で藤田隆治、作品名「氷上ホッケー(アイスホッケー)」が銅メダル
デッサン・素描部門で 鈴木朱雀 、作品名「古典的競馬」 が銅メダルを受賞した

稽古の翌日、大学武道の後輩から誘いを受け、京都で行なわれた武士道研鑽会に行く
賢人会塾というところの主催で、塾長の講演以外に剣術、笛、日常の所作等の実演があった
結構、武家茶の様と似たものが有り参考になった
懇親会にも出席したので帰りが遅くなり、女房殿は少々不機嫌な様子
私もラグビーワールドカップの対米国戦実況を見損ねたことに気付き、落ち込む
2015.10.13 神戸坐禅会
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神戸・長田神社の脇道で見た大きな柘榴(ざくろ)の実、朝日が逆光となった

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坐禅会場となった会館に掛った額縁、南禅寺の坊さんの揮毫となっていた
「 花は黙って咲き 黙って散っていく そうして再び枝に戻らない
 けれども その一時一時に この世の すべてを 托している 云々カンヌン 」
分ったような分らんような坊さんの言葉、まま、禅問答も似たようなものか

先週の木金土に神戸坐禅会が開催され、主催する知人から誘いを受け参加する
私は参禅することなく、ただ坐るだけに徹した、膝が痛くなったり睡魔が来たり・・
広島・呉で坐禅道場を持つ私の茶友も来ていて、夜は神戸の知人宅で枕を並べて語る
知人宅は六甲アイランドの三十八階建マンションで、窓から浜の夜風が入り、心地良い
夜中に船の汽笛の音が聞え、海のない奈良育ちの私にエキゾチックな思いが過った

坐禅会の最終日の午後、大学の若手教授による「宗教とは何か?」という講演があった
少々才気が前のめりになる若さが出るが、講演の中で(・_・)フムフムと思った話もあった
●神仏にすがる「信の宗教」と神仏に依存しない「覚の宗教」がある
●近代とは、啓蒙主義(精神・理念)➡世俗主義(唯物・数字)➡虚無主義(大戦)と歩んだ
●現在人の心象は無法状態で、殆どは恨みを持って死に、「荒御霊」となって世を祟る
●タイガースの応援は形式美である北朝鮮同様の宗教的行為といえるもの
●暫らくは日本人ノーベル賞が続くが以降はなくなる、実利を求めない役立たない研究こそ重要
●人間の危機は「知的絶対矛盾」「情的絶対苦悶」「意的ジレンマ」とか、少々分り辛い・・

とか何とかであったが、講演後の懇談会は遠慮して帰り支度をする、明日は茶の稽古日
2015.10.07 豚の寝返り
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ご近所の秋明菊(しゅうめいぎく)が今を盛りと咲いていた、秋の茶花の定番である
別名は貴船菊(キブネギク)、名前にキクが付くがキクの仲間ではなくアネモネの仲間

大村氏のノーベル生理・医学賞に続き、物理学賞を東大宇宙線研究所の梶田隆章氏が受賞
素粒子ニュートリノに質量があることを証明し、宇宙の大きな謎を解き明かした功績だという
梶田氏は、平成十四年に同じノーベル物理学賞を受けた東大の小柴 雅俊氏に師事した御仁
云わば師弟受賞、然し梶田氏は東大ではなく埼玉大出身、大村氏と同じく非帝大系である
大村氏と梶田氏の経歴は、日本の若き草莽の学者に希望を与えたものと私は思う

小柴氏がノーベル賞を受賞した時、この素粒子ニュートリノのことが一躍有名になった
ニュートリノの数量は、宇宙全体の星の粒子を集めた数の一億倍というものだそうだ
地球にも、毎秒1平方cm当たり660億個が降り注ぎ、我々の人体を始め全ての物質を透過する
分ったようで分らない話であるが、「そんなに飛んでいるのか」と夜空を見上げてしまう

唐突であるが、ニュートリノで学生時代に友人から聞いた「豚の寝返り」の話を想い出した
豚は日々うつむいて地面を嗅ぎまわり餌探しだけで一生を終え、生涯空を見ることがないとか
しかし、豚も時には寝返りをするらしい、そこで豚が目を開けたら夜空が見えたろうという話
何の取り止めもない話であるが、私には妙に印象に残って、豚の幸せとは何かと時々思い出す
取り止めもないとは云え、人の一生もそんなものというか、比べられないものだと示唆している

ノーベル賞受賞者の人生を聞くと、其々ご立派で、とても私なんぞが出来るところではない
豚の一生もそうだが、マグロの一生、カゲロウの一生にも我が身を照らすと真似が出来ない
マグロの一生は、泳ぎ続けるだけの一生で泳ぎが止まった時が死ぬ時だそうな(休めない一生)
カゲロウの一生は、一年位の幼虫時を水や土の中で過ごし、成虫になって一日で命を終える
カゲロウは成虫してからも一度脱皮し、そして多くは魚や鳥の餌として食されるという
成虫してから僅か一日の命、考えてみると幼虫期間がカゲロウの一生なのかも知れない
カゲロウは陽炎と書き「儚さ」の代名詞のようだが、あの「蟻地獄」はカゲロウの幼虫である
その時々の見た目の姿で、その人のことやその人生のことは云えないものである

ノーベル賞でついつい思った人生の在り方、まま、比較できるものでないことを再認識
さて、寝返りでも打って夜空を見上げよう
そして、目玉に降り注ぐニュートリノをこの目で実感してみよう
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少々ピンぼけてしまったが、ホトトギスの花が咲き出した様子
「鳴いて血を吐くホトトギス」も、医学の進展で命を長らえるようになったであろう

今年のノーベル医学・生理学賞は、北里大学特別栄誉教授の大村智氏が受賞
例によって、昨日・今日とテレビ新聞の報道は喧騒感に満ちている
世界遺産の選定と同様に、ノーベル賞の受賞者選定には日本人が加わることがない
決めるのは白人社会、貰って喜ぶのが日本人社会というお決まりのパターンである

とは云え、大村智氏のノーベル賞受賞で私は二つの思いをもった
一つは、大村氏が帝国大学系卒の学者でなく、昔で云う「師範学校」出身の高校教員だったこと
昭和十年山梨県韮崎市生まれ、山梨大学芸学部卒業後、都立墨田工業高の定時制の理科教員
教員をしながら東京理科大大学院理学研究科を修了、山梨大助手を経て北里研究所に入所
米ウェスレーヤン大に客員教授として留学し、帰国後に北里大教授、北里研究所副所長、所長
そして北里大学の名誉教授として今も活躍されていると聞く、ご立派である

二つ目は、その北里大学や慶応大学医学部の創設者である北里富三郎のこと
北里は第一回ノーベル医学賞の最有力候補であったが、日本人故に受賞できなかった
「業績は認めるが、顔色(肌色)が悪い」とされた由、つまり白人でないということがその理由
戦前には、この白人社会の人種差別でノーベル賞を与えられなかった日本人学者が多い
時のノーベル賞選考委員会の論評では「東洋人にノーベル賞は未だ早い」というものであった
勿論、優れた業績を残した日本人学者達の思いは「ノーベル賞?、それがナンボのもん」
この人種差別により受賞出来なかった日本人学者達、以下転載する(出典plaza.rakuten.co.jp)

北里柴三郎
第1回ノーベル医学・生理学賞「ジフテリアの血清療法の研究」の決定的理由となった論文の大半の研究成果をあげた人物。受賞は共同研究者だったドイツのフォン・ベーリング

野口英世
精神病の病理を、明らかにした医学史上最初の人物
世界ではじめてホルモンを抽出した、アドレナリンは止血剤としてあらゆる手術に用いられ、医学の発展に大きく貢献

高峰譲吉
副腎皮質ホルモンを世界で始めて結晶化し、アドレナリンと名付けた
しかし、米国人のJ・アクセルロッドが、アドレナリンを脳伝達物質として理論付けノーベル賞を取った
彼の業績は、精神病の病理を、明らかにした医学史上最初の成果でもあった
彼もノーベル賞候補に2回推薦されますが、最終候補にも残りましたが結局、受賞には到らず

鈴木梅太郎
ビタミンB1(オリザニン)の発見者、歴史上初めてビタミン類を発見した人物
オリザニンを米国人のC・フンクがビタミンと言い換えて発表した
まず、日本人が名付けた名を消し、次に業績も「米糠(こめぬか)に脚気の治癒効果がある」
と予言したオランダ人のC・エイクマンがノーベル賞を受賞した

山際勝三郎
人工癌研究のパイオニア
人工癌の研究以前に胃癌の発生、および肝臓細胞癌についての研究を行う
「環境、とくに繰り返される刺激がガン細胞を作る」との仮説を立て、実験を開始
実に3年以上に渡って反復実験を行い、1915年ついに人工癌の発生に成功した
山極勝三郎の「コールタールによる発ガン説」に対して、「寄生虫による発ガン説」のフィビガーがノーベル賞を受賞
しかも、山極勝三郎が正しく、フィビガーが間違っていたにもかかわらずです

武井武
ビデオからステルス性能まで生み出したフェライトの父と呼ばれる
ビデオからステルス性能まで生み出したフェライトは昭和五年にTDK創姶者の武井武が発明
オランダのフイリップス社がこれに興味を持ちサンプルを求めてきた
武井が親切にサンプルを送ると、同社はギャロと同じことをした
そして、サンプルを分解し、理論を突き止めて世界に特許を申請した。
戦後、GHQの命令で日本はフィリップス社の特許を飲まされ、武井武の名は消しさられた
さすがに同社はノーベル賞までは言い出さなかったが、それを見た仏物理学者ルイ・ネールが武井理論を自分名で出してノーベル賞を受賞

小林六造
慶応医学部の小林六造は猫の胃から螺旋菌を見つけた。あの強い胃酸の中に菌がいる。
大いなる発見だが、小林はさらにその菌をウサギに接種、ウサギは胃潰瘍を起こした。
彼はそれをヘリコバクタ菌と命名した。
オーストラリアのバリー・マーシャルはその螺旋菌を自らの胃に接種した。胃潰瘍が起き
た。ピロリ菌の発見だ。
彼はノーベル賞を受賞したが、小林の名と業績を語ることはなかった

ノーベル賞とは、こと程左様なもの
日本が国際連盟(連合ではない)に「人種差別反対」の決議を求めたが否決されたのもその頃
そして、日本人初のノーベル賞の受賞は戦後の昭和二十四年の湯川秀樹博士であった
 
 呉れぬなら 潰してしまえ ノーベル賞・・・信長
 呉れぬなら 呉れさせてみせよう ノーベル賞・・・秀吉
 呉れぬなら 呉れるまで待とう ノーベル賞・・・家康
 呉れぬなら それでいいじゃん ノーベル賞・・・織田信成(フィギュア)、よく云った



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大毛蓼(おおげたで)、犬蓼(いぬたで)の仲間で夏から秋に咲く
京都稽古場の世話役である清水焼七代目陶工が大原まで行って買うて来た、百五十円

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こちらが犬蓼(いぬたで)、やはり夏から秋にかけて道端の草叢でよく目にする

同じ仲間だという大毛蓼(おおげたで)と犬蓼(いぬたで)を見比べると
大毛蓼がポリネシア系の男性で犬蓼が日本人男性という感じがしてしまう
台湾の高砂族が出自のポリネシア人は日本人と同じモンゴロイド系黄色人種
日本人の母系を辿るミトコンドリア遺伝子は半数以上がポリネシア女性と同系
云えば、縄文時代の昔に繋がる遠縁の間柄

ポリネシア系とは、フィジー、サモア、トンガ、ニュージーランドのマオリ族など
ラグビーワールドカップ常連チームを構成する選手たちの出自である
相撲で云えば、高見山、小錦、武蔵丸、曙、南海龍もポリネシア系である
体重に占める筋肉と骨量の比率が人類最高であり、云い替えると最強の人類とか
国の人口としては、フイジーが八十万人、サモアが十八万人、トンガが十万人
三カ国合せても奈良県より少ない、そのサモアに日本が勝って大喜びの昨日のラグビー

ただ、日本チームといっても三分の一は主将以下ポリネシア系と白人選手で構成
頑強なポリネシア系選手の突進力と非力な倭人系選手の技巧とが噛み合った試合
日本チームに白人系選手もいたが、ポリネシア系と倭人系の連合軍の方が解り易い
日本開催となる次のラグビーワールドカップでは、倭人系選手だけで戦ってもらいたい
その頃の私の居場所は、認知症施設かホスピス病室か、はたまた泉下かは知らねども・・
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明治三十八年九月五日、日比谷公園で講和条約反対を唱える決起集会が開かれた
今は昔、真っ逆さまの主張をする集会・デモがあったこと、お忘れなく

このあと、「日比谷公園焼き打ち事件」の暴動になり、死者は17名、負傷者は500名以上
同年九月三日の大阪市公会堂を日切りに全国各地で民衆の集会(今のデモ)が行われた
集まった民衆は、日露戦争の「講和条約反対」と「戦争継続を」唱えたのであった
内容は、閣僚と元老を処分し講和条約を破棄してロシアとの戦争継続を求める過激なもの

前年二月八日から始まった日本とロシアの戦い(日露戦争)は、講和条約締結で終結をみた
日本軍二十六万と露軍三十四万が集結した日露戦争最大のの奉天会戦で日本軍が勝利
ロシア軍は 戦線を奉天 (瀋陽) より更に北の鉄嶺の線まで諸軍に撤退を命じた
しかし、 日本軍は砲弾も尽き、兵員も損耗し、もはや追撃の余力はなかった
もし、 ロシア軍が反撃に転じたならば、 支える余力は全くなかったという状況にあった

その頃、 強力なバルチック艦隊は日本近海の制海権を握るため既に本国を出港していた
露艦隊に日本海を押えられると、 大陸にいる日本陸軍は補給路を失って自滅することになる
五月二十七日、対馬沖の日本海海戦で東郷平八郎率いる日本海軍はバルチック艦隊を撃破
しかし、 露軍はシベリア鉄道によって兵員を送り続け、 満州北部に大軍を集結させていた
ここにおいて、 米国大統領の仲介で 米国のポーツマスで日露の講和会議が行われた

八月二十九日、 ポーツマス講和条約が締結、日本側全権大使は外務大臣小村寿太郎
この条約交渉では、ロシアは 賠償金の支払いを断固拒否し、会談は決裂寸前に至る
日本は南樺太と遼東半島の租借権を得るだけで、小村は涙を飲んで妥結せざるを得なかった
帰国した小村を待っていたのは、講和条約反対を唱える「日本の民衆の決起集会」という訳
今の「戦争法案反対」デモも明治三十八年の「講和条約反対」集会も、まま、根は同じである
つまり、邪まな扇動屋と跳ねっ返り者が、判断力がよろしくない民衆をそそのかして騒ぐこと
今は昔とは云え、同じ大衆・愚衆扇動の構図である、ホンマ、アホらしくて付き合いきれない

因みに、明治三十八年、あの三八(サンパチ)年式歩兵銃が制定された年でもある
この銃の総生産数は約三百四十万挺で、先の大戦でも主力銃として使用された
明治の兵器が大東亜戦まで歩兵の主力兵器として使われたとは・・何とも物哀しい
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野牡丹が一輪咲いた、これからドンドン花を開かせるだろう

ザッケはんからコメントが入ったので転載

・・・

>全共闘世代が健勝であるのは、国会・霞ヶ関周辺で
イヤというほど思い知らされた昨今です
本年はどうしたことか、お国の仕事とのからみ多く
休憩時には日比谷公園で、タバコでぼんやりすることもありました
灰皿スタンドは設置場所ごとに「勤め人」と「左翼老人(デモ参加)」に
見事に別れて共煙しているのですが、
あるとき「全共闘世代」と思しき二名が「勤め人の灰皿」へやって来て
タバコは吸わずに一言「どう思う?」と話しかけてきました(それが関西弁なんです!)
すぐさまその場を去りましたが、逃げ遅れた仲間が一名、供儀に
後で彼が言うには「あんたはどう思う?」そればかり訊かれたとか
結論、全共闘世代は関西弁が最強デス

お犬さまの話題ですが、ナショナル・グラフィック・チャンネルで
ご議論と重なる内容の番組がありました(前半30分、英字幕入り)
https://www.youtube.com/watch?v=GFzbBVMR8zA


そして追伸も入った

>日比谷公園の穏やかな結界を、平気で突破してくるなんて、関西人かISくらいのものと、
こういうわけにございました。
ブログに載せていただけるなら、追伸がございます、
鈴鹿より西にお住いの「全共闘世代」ご諸兄に申し上げたきこと
「排泄はトイレをご使用ください、国会周辺の異臭たるや・・」<

確かにそういう類のマナーというか行儀の悪さは間違いなく畿内人、特に大阪
「なにわ」ナンバーの車、自分が「割り込み」をするくせ、人には割り込ませない
バスや電車に並ぶことを厭い、信号の赤色は「よく見て渡れ」と理解している
大阪のオバちゃんに育てられ、「お上の規則がナンボのもんや」という風土を醸す
「復も負けたか八連隊」といわれても、ホンマに強い兵隊は死なん奴やと高笑い
日比谷公園での立ちションやキジ打ち(野糞)ぐらいは意に介せず放屁同様の如し
まま、堪忍したっておくなはれ、お上に仕えるお江戸の衆・・

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復も咲いたか月下美人

昨夜のこと、床に入ってうつらうつらとしかけた頃、ピンポ~ン
女房殿が出て玄関を開けると賑やかな声が聞えてくる
御向いの家の庭でカンテラ掲げ、何やら集会が行われていた
お盆に続いて、「月下美人」が復もや咲いたのであった
しかも今回は大輪だということで皆さんワイワイと喧しい

私も着替えて表に出た
ご近所衆だけでなく、通りすがりの人達も足を止めている
まま、平和な話だ

その咲いた大輪の今朝の姿
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昨日の京都稽古場の床、宗家ご来駕ということで私も出向く
秋の半ば以降は「名残りの花」として、五種七種と籠に入れることが多い
秋も深まると、枯れた葉や虫食いの有るもの、散りかけの花なんかもワビサビ

廃医師はんから「犬の起源」でコメントをもらった

>イヌの起源については、中東、中国南部^東南アジア、ヨーロッパと近年のDNAによる解析でも、諸説が入り雑じっていましたが、本年初米国の遺伝学雑誌に発表された研究により、従来の旧説は、ことごとく間違っていたとされ、その原因は、イヌが分岐後(祖先種から家畜化後)に、近縁のイヌ属のタイリクオオカミ(ハイイロオオカミ)や各種ジャッカル(特にキンイロジャッカル)との交雑を繰り返したことにより、互いの種への遺伝子流入が存在し、これらがDNAデータ解析の混乱の要因になった為だと報告されました。彼らの研究によると、イヌの祖先種は、通説だったタイリクオオカミ(ハイイロオオカミ)ではなく、絶滅した別種の狼であり、また家畜化の時期も、旧説の農耕の発生後ではなく、もっと早く農耕発生前の狩猟採集民による家畜化が最初だったとされています。最近のヨーロッパの狩猟採集民が、ヨーロッパオオカミ(ハイイロオオカミの亜種)からイヌを家畜化したという説は、かなり的を射ていた事になりますが、イヌの家畜化が一ヶ所だけだったかを含めて、国際共同研究出、古獣骨(犬、狼など)から古代DNAを解析して、結論を得る予定だそうです。現存のイヌとオオカミのみからは、遺伝子流入による混乱を除外して、正しい系統図を描けないので、絶対的に古獣骨が必要だそうです。研究結果は、数年内に決着する予定だそうで、今度こそ、イヌの起源が確定すると考えられます。<

そして、私が
>ええ情報、破顔一笑、おおきにでおます
やはり小生の類推が的を得ていたようで、犬博士田名部氏の「日本犬南方起源説」には大いに疑問をもっておったところ
犬と人間との共生とは、外敵防衛と狩猟での共同・連携成立が嚆矢であるということでしょうて
農耕民では犬との共生なんぞ生まれる訳がないのは理の当然で、ホンマ学者は脳みそが機能不全しておます
このメール、ブログに頂き度、ご了承の程をお願い致しまする<

と返信すると、またもや御丁寧に

>確かにイヌの起源が農耕民、と言うのは一種の思い込みであり、狩猟採集民が家畜化した、と言うのは、事実だろうと思われます。但し、家畜化のためには、攻撃衝動の抑制が必要であり、これはぎんぎつねなどの家畜化実験などから、副腎髄質からの交感神経伝達物質8ホルモンでもある)アドレナリンなどの分泌量減少が関わっているようです。しかしオオカミの子は、イヌと同じように育てても、ヒトの言う事を聞かずに、「おあずけ」が出来ないそうです。あっさりと、ヒトの目の前で、餌を食べてしまい、犬のようにヒトの許可が出るまで待つことはないそうです。タイリクオオカミの群れは、基本的に平等であり、イヌの群れは独裁的であり、その群れのボスが、ヒトに置き換わった事により、家畜化が成立したと言うのはありそうな事です。オオカミの祖先種の中から分岐した別種のオオカミというものがはたして存在したのか、或いは地域的なハイイロオオカミ(タイリクオオカミ)の亜種で、突然変異で攻撃衝動が少ない亜種がたまたま存在したのか、そのあたりは不明ですが、どうも「大狼」の子孫種の一つではあるのでしょう。
ブログへの転載はOKですが、『日経サイエンス』本年11月号にネタ元の記事があります事も、注記お願いします。『natureダイジェスト』あたりにも、関連の記事はありますが、『日経サイエンス』が判りやすいです。<

いやはや、律儀というか博識に加えてのお人柄に頭が下がるところ