2016.07.26 民意Ⅱ
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今年の朝顔、気の所為か勢いがない、朝顔は秋の季語である
この三日四日の朝夕は涼しいと云うか寒いぐらいだ、とは散歩仲間の挨拶の弁
まま、「夜の秋」とは夏の季語、昔の人は季節感を上手く表現したものである

民意の続き話である、世の賢人は何故に民意を掴みかねるかと云う疑問
今の世界情勢を揺るがすことになったのは、二つの民意の読み違いであろう
一つは英国の国民投票、世の賢人の誰もが英国民のEU離脱選択は想定外だった
二つは米国のトランプ現象、誰もが「異端のポピュリスト」の仇花候補と見ていた
が、白人が九割を占める英国ならともかく、米国で大統領候補として支持を受けた

「多数決を疑う」(岩波新書)と云う本がある、若手学者の坂井豊貴・慶応大教授の著作
そこでオストロゴルスキーのパラドックスのことを述べている、中々興味深い
候補者AとBの2人が争う多数決選挙を仮定、争点は財政、外交、環境の三つ
有権者は五人、例えば「一郎」は財政と外交はA、環境はBを支持しており、総合的にAを支持
ここで、候補者AとBのどちらかを選ぶ選挙を行うと、3対2でAが勝つ
だが、争点ごとにそれぞれ直接選挙を行ったとすると、全ての争点でBが勝つことになる。

有権者   財政 外交 環境 支持候補
一郎     A  A  B  A
春子     A  B  A  A
二郎     B  A  A  A
夏子     B  B  B  B
純       B   B   B  B

多数決結果 B   B   B   A

さてさて、民意と投票結果が違ってどうするか
あの小泉劇場と云われた郵政選挙を思い出した
「自民党をぶっこわす」と称して自民党総裁選で奇跡の勝利、そして衆院解散
その時は、世の賢人と自称する御仁の殆どが小泉自民の敗北を想定
自民大勝の報道番組で見た筑紫哲也と鳥越俊太郎の呆け顔が記憶に残る
その鳥越はん、都知事に立候補したが舛添前都知事と印象が重なる
高尚なお題目を唱えながら、本人の実像は下品な俗人ということ
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