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昨日の稽古の床、吊り舟に宗旦木槿を挿しフウセンカズラ(風船葛)を垂らした。
本来、軸と花を共に飾ることはしないものだが稽古の時は両方出す、曰く「稽古のため」。
床の蛭釘の位置は一間床では三分一の軸脇、数寄屋(小間)床なら中央とするのが御定法。
我が家では逆にしてしまったので、一間床の落し掛けと天井の間の横木のもう一本釘をした。

この吊り舟は陶工の塾生が持って来てくれたもの、私が置き場所忘れた吊り舟の代用である。
風船葛は卒塾生の玄関先の窓にゴーヤと一緒に伸びていたものを夜中に切って来た。
その日は早く寝て朝練習に備えたが、花を忘れていたことを思い出して夜中三時に起きた。
水揚げをする為、ハサミと紙袋を持ってシャツのまま、腰の痛みを堪え卒塾者のお宅まで行く。
門扉の音を気にしてユックリ、じわーと開けて入り窓に手を伸ばして一本の風船葛を頂く。
外灯に照らし出された我が姿は、どう見ても「夜中の空き巣かコソ泥」そのものである。
まま、前日に卒塾者には断りを入れているものの、どうにも罪悪感に襲われた次第。
そう云えば、風船葛の種は「猿顔」に似ていると云うが、窓に手を掛けた私も猿顔行状。

稽古では、濃茶と薄茶以外に、冷たいウーロン茶とかき餅も出した。
地元では有名な生駒・高山のおかきで、同級生が呉れたもの。
高山は、茶筅の古里として茶人には知られた処である。
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