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近所の空き地に植わっている柘榴(ざくろ)の木に実が付いた。
柘榴は茶室では使わない、いわゆる禁花とされている。
柘榴が熟して割れると中の実が人肉や脳ミソを連想させ、茶花に不向きとか。
つまり、禁花と云われるもので、古い茶書にはこうある。

きらう花とては、八つ花かたのわりき物とて、
花入れに、いれざる花は 
ぢんちゃうげ み山しきびに けいとうの花
おみなへし ざくろ かうほね きんせんくわ
せんれんくわをも きらひこそすれ

沈丁花(じんちょうげ)、匂いがきつい。
深山樒(みやましきみ)、死君という名で縁起が悪い。
鶏頭(けいとう)、姿が見にくくいやしい花とされた。
女郎花(おみなへし) 、根に悪臭がある、字がおもしろくない。
石榴(ざくろ) 、人肉の味とされ、脳天を割られた状態を連想。      
河骨(こうほね)、名の由来が白く白骨のように見える根で不快。
金盞花(きんせんか)、花期が長い、日本では有毒とされていた。
せんれい花(不明)

八つ花とは、八重に花弁が重なるもので華やかさが嫌わエた
他に、梔子(くちなし)の花も嫌厭された
つまり、「死人に口なし」という言葉を連想することからだそうな。
柘榴・河骨・深山しきび、それに梔子を嫌うとは、戦国の茶室の様子が窺える。
犯罪者によって殺された人、死刑判決を受け処刑された人、つまり死人である
その両方の死人に訊いてみたい、日本弁護士連合会の死刑廃止宣言の是非を。

まま、おかしなことを宣言する大会があったものである。
日本国民の八割以上が死刑制度の存続を容認し、死刑廃止賛成は一割に満たない。
それに何より、三万七千人を超す会員を擁する中で、大会出席者七百八十六人。
その中で死刑廃止宣言に賛成五百四十六人、反対九十六人、棄権百四十四人。
何よりもおかしなことは、会員の委任状を受け付けずに会の意思を決めたこと。
出席者は日弁連構成員の僅か2%である。それで日弁連の意向を示すもと云えるのか?
法とは立法府の専権事項であり、国家国民の思想と意思、価値観に支えられるもの。
弁護士ごときが、人の思想や意思、価値観に物申し、影響を与えようとするのは傲慢不遜。
日弁連にも会則があるはず、会則にそぐわない弁護士の行為には邪まな意図が見える。

死刑廃止の是非、死人を参考人招致し「死人に口あり」で考えてみれば、良く分ると思う。
全く、医者といい、弁護士といい、少々変にお高く留まり過ぎの感がしてならない。
強欲医者も高慢弁護士も、茶の世界で云う「禁花」の類、世の中の仇花であろう。

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