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右の白っぽい服の女性が美人書家として有名な「紫舟」はんとか。知らなんだ。

この土日、高校の後輩である南都塗師・山本哲「百碗百杓展」添え釜の前半戦を終えた。
終わり近くなって、今西家書院の女将が作家さんと五人を入れてもらえるか聞いて来た。
前の席が空くまで十五分程まってくれれば良いと答えると、待つのでお願いしますとのこと。
百碗百杓展の部屋と茶室の間にある部屋で書道作家の個展が開かれていたのである。
その作家は「紫舟」という女性だという、私は奇妙な字を書いているとしか印象が無かった。
茶室の水屋に戻り、その話をすると皆は驚いた顔をするので訊くと「有名人」とのこと。
大河ドラマの「竜馬が行く」の題字とか、今回の春日大社「式年造替」の字は彼女の作だとも。
私は全く以って知らなんだが、まだ四十代ながら世界的知られた女流書道作家だと皆が云う。
まま、帰ってからネット検索でもしてみようと、話はさて置いて、その五人を席に入れた。

席中からしゃがれた男のグダグダいう声が聞えて来たので、私が席入りすると、
背広にバッチを二三個つけた恰幅のある中年男が皆にどう坐るかを云々中であった。
私が入って来たのを見て、「胡坐でええやろ」と横柄な物言いをして来た。
私は、「まあ好きにしなはれ、せやけど、そこでは男のケツしか見えまへんで」と云うて無視。
他の四人の女性には「ここへ、そっちへ」と云い、末客の若い女性は点前正面へ坐ってもらう。
私が「作家はんが入ると聞いたが、どちら」と訊くと、その末席の女性が手を上げた。
「皆が天は二物を与えたと云うたが、ホンマや、別嬪さんや」と私、彼女はニコリとVサイン。
点前役に「安坐点前で」と告げ、男客に「坐り方なんぞ、どうでもええ話」と切り捨てた。

先ほど、「紫舟」と詮索を入れると、こうあった。
<紫舟(ししゅう)書家。六歳より書を始め、奈良で三年間研鑽を積む。NHK 龍馬伝・美の壺、日本政府 APEC Japan Cool JAPAN、伊勢神宮 祝御遷宮、東大寺 書初奉納、朝日 読売新聞連載。パリ・ルーブル美術館地下会場Carrousel du Louvreにて開催されたフランス国民美術協会(155年前にロダンらが設立)サロン展2015にて、横山大観以来の世界で1名が選出される「主賓招待アーティスト」としてメイン会場約250㎡で展示。2014年同展では「北斎は立体を平面に、紫舟は平面を立体にした」と評され、日本人初・金賞をダブル受賞。
日本の伝統文化である「書」を書画・メディアアート・彫刻へと昇華させながら、文字に内包される感情や理を引き出し表現するその作品は唯一無二の現代アートとなり、世界に向けて日本の文化と思想を発信している。
内閣官房伊勢志摩サミット・ロゴマーク選考会審議委員、大阪芸術大学教授。>

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