2016.11.09 119番の日
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我が家の鰐口(わにぐち)、夜咄の茶事に喚鐘代わりにしている。

仏堂や神社の向拝場所に掛け、つるした綱で打ち鳴らす道具である。
「鐘が鳴るなり法隆寺」とかいう寺の鐘が「梵鐘・ぼんしょう」。
火の見櫓に掛けられて、火事を知らせるのに叩く鐘が「半鐘・はんしょう」。
梵鐘の口径は二尺程度以上とし、それ以下を半鐘とするのが元々の鐘の区分とか。
小さい鐘を呼び鈴代わりに使われたのが「喚鐘・かんしょう」、夜咄の茶事で云う「鳴り物」。
日中の茶事では銅鑼を鳴り物使うが、銅鑼の響きは闇夜に好ましくないので喚鐘を使うとか。

表流では、小間で銅鑼を「大小大小中中大」と七点、広間で喚鐘を「大小中中大」と五点
夜咄で板木を用いる時は「大小大」と三点打つとか。
裏流では、小間で銅鑼を「大小中中大」と五点、広間で銅鑼を「大小大小中中大」と七点、
夜咄では喚鐘を「大小中中大」と五点打ちとか。
武者小路では、銅鑼を「大小大小中中大」と七点、客の人数によっては「大小中中大」と五点、
夜咄では喚鐘を「大小大小大」と五点打つとか。
遠州流も「大小大小中中大」の七点、「大小中小大」の五点、「大小大」の三点の三種とか。
鳴り物とは、亭主が迎えに出るところを客が「どうぞ、鳴り物でお知らせを」と遠慮する話。
流祖・上田宗箇は鳴り物として火縄銃をぶっ放したとある、武人の道具とは武具ということか。
私は、皆が神社や仏堂の鰐口を鳴らして賽銭箱に金を出していることにあやかった。
しかし、これまで誰も賽銭を置いて行かない、罰当たりな人のことを私は放っておこう。

因みに、今日11月9日は「119番の日」、なぜ1月19日でないのか私は知らない。
更に因みに、消防記念日は3月7日ということらしい、その違いも私は知らない。
火事となれば、半鐘が打たれ鳴り響く、そこで我が家の鰐口へ言及しただけのこと。
もう一つ因みに、我が娘婿は消防署で働く救急救命士、丈夫なガタイだが薄給・・
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