2016.11.22 柿の実
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我が家の裏にある神社の木守り柿、晩秋の風情。
木守り柿のことを述べたある俳人の言葉が印象深い。

<たくさんの後悔が心の中の枝にぶら下がっている。
柿の実をもぐように、その後悔を一つずつもいでいく。
もいだ後悔は、忘却と言う籠に放り込んでいく。
最後にもぎとれずに残ったこの後悔…
それは、己という幹を、冬の寒風から守ってくれる、木守柿なのだ。>

茶碗の世界にも「木守」というのがある。
長次郎七種茶碗と呼ばれ、黒楽の「大黒」「東陽坊」「鉢開」
赤楽の「早船」「臨斎」「検校」「木守」の七碗である。
利休が弟子に選ばせて、最後に残った茶碗に付けた名が「木守」とか。
出来た話だが、武者小路千家では家元襲名にこの木守茶碗を使う。

さて、本日11月22日は「いい夫婦の日」だとか。
今朝五時半のNHK・BSニュースで伝えられた夫婦の調査話が面白い。
今の夫婦関係に満足している夫婦は76,3%
もう一度生まれ変わったら同じ相手と結婚するは44,4%
その返答のうち、男性は52,2% 女性は36,7% という話であった。

まま、夫婦という幹に最後に残る柿の実とは何であろうか。
後悔と懺悔、そして辛抱と諦めなのであろうか・・。
因みに、柿は学名も「KAKI」と日本名で記されるが日本原産ではないらしい。
何故なら、縄文時代の遺跡からは柿が出土しないということである。
つまり、後悔するのは弥生人からであって、縄文人は「気にしない人」だった?

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