2017.01.03 自分
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愛犬「ハナ」の小屋には女房殿の手作りミニ門松。


「他人と過去は変えられないが、自分と未来は変えられる」
同い年の友人の賀状にあった文句である。
まま、そうであろうがと私は自問する。
そして思う、この歳で自分に未来なんぞあるのだろうかと。
「自分」で思い出したことがある。

以前、外資の支援で再建中の食品商社から子会社の売却を依頼された。
子会社は東京を中心に30店舗余りを経営するスーパーマーケットだった。
取り敢えず、人と数字を綺麗にとのことで私が東京まで出向いたことがあった。
部長クラスの幹部を集めた時でのこと、意見がでない静かな会議だった。
私が、「まぁ、ええわ、ほんなら自分がどない思てるかを云いなさい」。
皆は無言、私は腹が立ってきて「自分の思いが云えんのか」と語気を強めた。
すると一人の手が上がった、そして曰く「自分の意味が取り違っているかも・・」。
その販促部長は、奈良の大学で古美術の学習をしていたという。
「関西では自分は相手のことで二人称ですが、此方では一人称、私のことです。
だから皆は、井谷さんご自身の考えを聞かれているように捉えていると思います」。
うんっと思い、私が「そうなんか」と訊くと、皆一斉に首を縦に振り出した。
私は「せやったら、ワシのことやなく、自分ら、あんたらの思いを話してみぃ」と苦笑。

「自分と未来」と云って来たのは広島の御仁。
変えることが出来るとは、決して「貴方と未来」ではないだろう。
まま、私の自分も未来もここまでであろう・・。
否、私は呆けた時に変わるかも、好々爺に。
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