2017.01.12 体毛
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「体毛率世界ランキング、北海道が中東と並び世界のトップレベル」とあった。
いわゆる蝦夷(えぞ)地と云われた関東・東北・北海道の地域と、北蝦夷(樺太)・東蝦夷(千島)・奥蝦夷(カムチャッカ半島)の地域が体毛率が高い。
「宋書」倭国伝に、 478年(順帝昇明2年)倭王武が宋 (南朝)に届けた上表文が残る。
「自昔祖禰躬環甲冑跋渉山川不遑寧處 東征毛人五十五國西服衆夷六十六國渡平海北九十五國」
「昔より祖彌(そでい)躬(みずか)ら甲冑(かっちゅう)を環(つらぬ)き、山川(さんせん)を跋渉(ばっしょう)し、寧処(ねいしょ)に遑(いとま)あらず。東は毛人を征すること、五十五国。西は衆夷を服すること六十六国。渡りて海北を平らぐること、九十五国。」

つまり、日本の王は東国の毛人、西国の衆夷、海北(朝鮮半島)を平らげたと表している。
毛人は蝦夷(えぞ・えみし)と呼ばれ、今の関東は毛人の国、毛野と云われたらしい。
要するに縄文人の血統を色濃く残した地域の人々は毛深い人々であるということ。

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縄文人の直系とされるアイヌ人は世界的に見ても毛深い容貌をしている。
アイヌ人の体毛は欧州系と違い、髭・眉だけでなく肩・背中の体毛も濃いのが特徴。
Y染色体遺伝子の話になるが、アフリカを出たDE型遺伝子集団はイラン辺りで分れる。
中東から地中海へ向かったのがE型で、中央アジアから日本列島へ向かったのがD型。
(インド南岸からアンダーマン諸島へ向かったD型集団もいたようだ)。
二つに分れたDE型集団ということを考え合わせると上の体毛率マップは興味深い。
マップから日本列島人は、東アジア・東南アジアの人達とは全く違う体質と分る。
何でこんな話をするのかというと、昨日大相撲を見ていてのことによる。
松鳳山と高安が蒙古族力士を苦しめている姿を見て気付いた。
両人共、褐色の肌で眉・肩・背中の体毛が濃く、縄文人の血を感じさせ嬉しくなった。
その活躍を期待したいところ。
私の髭面は、支那・朝鮮・台湾や東南アジアで珍しがられた。
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