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先月亡くなった男優・渡瀬恒彦とハルウララの映画ポスター。
昨日は道を歩いてポカポカする陽気であり、あちこちで花が元気良く咲いていた。

「ハルウララ」、副題は「一番になれなかったけど、一番愛された奇跡のストーリー」。
高知競馬場で走り続け、113連敗した牝馬・ハルウララの物語である。
このことは世間の話題となり人気沸騰、馬券売り上げも記録的になり、武豊も騎乗した。
「負け組の星」として平成16年に映画化が企画、高知競馬場で撮影・制作された。
翌年4月から全国公開に先駆けてと高知県内の映画館で上映されたが、全国上映は実現せず。
ハルウララは現役引退後、新馬主女性エッセイストから所有権放棄され所在が不明になった。
新馬主は馬を無料で貰い受けたが、飼育費負担を止め馬を棄てたということである。
今年21歳の牝馬・ハルウララは千葉県のファームで世話をされていたのが判明した。
ハルウララの名前は伏せられ、馬房には「うーちゃん」と書かれていたとか、
知った有志らがハルの余生を支える「春うららの会」の結成し、存在が明らかになった。

先日の新聞、元野球選手の佐々木氏保有の牝馬がドバイで優勝、賞金4億円を得たと報道。
テレビでも狂喜乱舞する佐々木氏の姿が放映されていて、私はふとハルウララを想い出した。
ハルは、北海道の牧場で生まれたが、体が小さく素質がないとのことで無料で馬主に渡った。
厩舎では年間120万円ほどの飼育料が掛かるので、ハルを出走させたということであった。
出走すれは一回6万円程の出走料が出る、ハルは飼育料を稼ぐために年間20回程度も出走。
それは、競走馬の調教からすれば酷使というもので、蹄を痛めていた時も出たという。
幸い、負け続ける彼女ハルの姿に感銘を覚える人が増えて話題の人気馬になった。
世間の負け組、人生の負け組と思う人々へ、ある種の勇気を与えたとされたのだろう。
考えてみれば、年間120万円の飼育料を得るために年間20回も出走していたハルウララ。
飼育料が払えなければ「処分」が待っていたハルである。云わば命懸けで走っていたのである。
一走りで4億円を稼いだ佐々木氏の牝馬、20回走って120万円を得て命を繋いだハルウララ。
「負け組の星」という言いぐさは何か違う気がする、売文稼業者の物言いは少々気に入らない。
まま、佐々木氏の牝馬優勝でハルのことが気になり、調べて知った話である。
ハルの無事と有志の方々の温情のこと、泉下の渡瀬はんも安心されておられよう。
春うらら、秋篠のバス停からの帰り道に陽気の中で撮った写真の三葉ほど・・
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菜の花
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辛夷(コブシ)
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芝桜




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