2017.04.13 草の草
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左が虎杖(イタドリ)の茶杓筒、右は黒竹の茶杓筒。

スカンポの話をして思い出したのが写真の虎杖茶杓筒である。
スカンポと云う時は、一尺程度(30㌢余り)の虎杖の食せる若茎と云う感覚。
虎杖は大きくなると人の背丈位になり茎の太さも一寸(3㌢)位で固い。
その虎杖の茎を乾燥させて作った茶杓筒が写真左、「雲津の節」とある。
田舎で囲炉裏暮らしをする風流人から草鞋(わらじ)と一緒に貰ったもの。
「雲津」とは、この虎杖を採った場所のことであり、まま、粋な銘。
茶杓筒にも真行草があるが、虎杖の茶杓とは草の草であろう。
本来、茶杓筒は茶杓と同じ材で作り作者が署名や銘、日付を入れるもの。
そうしたものを共筒と云い、後から用意するのを追筒とか替筒と云うのが習わし。
共筒とは、自分が作った茶杓を人に贈呈する際の形式とされたようだ。
よって、茶杓の格付けに合わせて筒を作るということになる。

真 … 茶杓は象牙または竹の節無し、筒は皮目を残さず削り落としたもの
行 … 茶杓は木地や竹の節止め、 筒は上下の皮を削り綺麗に残したもの
草 … 茶杓は竹の中節、筒は皮を残し不揃いに削ったもの

件の風流人、当に「草の草」という生き方をしてござるが酒が飲めない。
これまた、当に「画龍点睛を欠く」という風流人生。
この一週間程、スマホでブログ書き込みをしていた、ただただ疲れた・・。
この書き込みはパソコンを使っている。楽だ。
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