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焼酎売り場で懐かしいものを見つけた。東京の味「ホッピー」である。
ホッピーの販売会社は、元々東京の赤坂でラムネやサイダーを製造販売をしていた会社である。
戦前に工場を長野県野沢に設立すると近くにホップ畑があるのを偶然に見つけたという。
麦酒(ビール)が一般人には高嶺の花であり、ホップの入手も難しい時代のこと。
そこで、ホップを使った麦酒の代用品の研究を始めて試作品を製造した頃に終戦。
東京は焼け野原と化していたので、工場設備を赤坂の本社跡に移して昭和23年に販売開始。
ビールの代用品「焼酎割飲料」として爆発的に売れ、ガラス瓶が不足する事態になったとか。
そこで、赤坂に駐屯していた進駐軍の常飲ビールの瓶を使用しホッピー瓶ボトルとなる。
ホッピーの販路は東京と神奈川それに埼玉の一部だけで、それが売り上げの8割を占める。
またその6割が大衆酒場の業務用で、云わば東京下町の居酒屋文化に溶け込んだ飲料。
私が東京へ行った頃は居酒屋にはホッピーというのが定番の風景であり、私も飲んだ。
ホッピーは旧酒税法で製造認可されたものなのでアルコール分0.8%ながら清涼飲料水。
近年の発泡酒ブームとノンアルコールビールの需要拡大でホッピーは低迷した経緯がある。
広告会社にいた昭和43年生まれの創業者孫娘が戻って来てホッピーの打ち出しを変えた。
清涼飲料水で、低カロリー・低糖質・プリン体ゼロというホッピーの特色を前面に出して展開。
その健康志向に加え、昭和レトロというイメージ戦略をとり女性や若い世代に客層を拡大。
孫娘・石渡美奈は「ホッピーミーナ」の愛称で自ら広告塔になり売り上げ増進し、副社長に。
今以って東京近辺だけのローカル商品なので近畿の飲料売り場には見当たらなかった。
が近年、近畿地方の東京生活体験者が購入希望をするとかでホッピーが置かれ始めたとう。
私は話は聞いていたが未だ見ていなかったのだが、あやめ池のスーパーで見つけて即購入。
東京の居酒屋を思い出しながら、私はその日焼酎のボトル一本を空けてホッピーを味わった。

因みに、ホッピーの会社サイトにホッピーの飲み方という講釈書きがあった。
●アルコール度数25度の甲類焼酎を使用する。(東京式:90ml 横須賀式:120〜180ml使用)
●ホッピーと焼酎を冷蔵庫で、グラスあるいはジョッキを冷凍庫で冷やす。これを「三冷」と表現している。
●焼酎、ホッピーの順で泡立つように注ぎ、かき混ぜない。
●氷はホッピーの風味を悪くするため使用しない。

・・・うるさいワィ、好きなように飲ませんかぃ、とも思うが・・・。

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