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2018.01.28 奈良漫歩
昨日は三つの用向きがあり、昼前に奈良公園まで出掛けた。
一時間に一本、学園前から奈良公園・高畑までのバスが出ている。
市内の一路線なら何区間乗っても百円という老人バスカードを活用。
東大寺前で降りた。何か得したような気分になった。(みみっちい男)
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国立博物館前にある馴染みの古美術商。
以前に頼んでいた玄関屏風が入ったと聞いたので見に来た。
東本願寺第23世法主 大谷 光演(俳号・句仏)の俳句を貼った代物。
私は京都の坊さんや浄土真宗にも興味が無いので奈良物はないのかと訊く。
古美術に 造詣の深い店の二代目、奈良物は探しても中々出ないと云う。
私は奈良物の紙が出たら裏に貼るから探してほしいと云ってその屏風を購入。

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奈良県立博物館は伝統工芸企画展の初日であった。
悠久の美と技と銘打った新旧の赤膚焼・一刀彫・奈良漆器等の展示会である。
赤膚焼にも一刀彫にも奈良漆器にも私の知人の作品が出ていたので気分が和んだ。

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美術館の玄関前広場で和太鼓演奏が行われていた。
寒風の所為か見物客は少なかったが、私は観た。打ち手は女子ながらナカナカ迫力があった。

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秋の叙勲で旭日小綬章を受章したという台湾出身の帰化日本人・金美齢氏の講演会。
場所は美術館の向いにある奈良文化センターの講演会場、講演開始は3時であった。
美術館を2時半に出て講演会場に入る、何か物々しい様子の集まりの中で受付を済ます。
3時から始まったが、壇上に赤と白の胸飾りを付けた御歴々が右左に着座。
先ずは日の丸に向かって全員起立礼、次に国歌斉唱、私は久しぶりに君が代を口にした。
確かに、看板には主催・共催・協力・応援とあるので、それ其れの立場もあるのだろう。
紹介される御歴々は立ち上がり日本じゃ愛国じゃ憲法じゃと一家言物申しなさる。
国会議員や県会・市会・町会・村会の議員が聴衆に向かっての自己アピールが30分。
次に女性歌手の歌、「自衛隊さんありがとう・見よ東海の空明けて・里の秋・・」。
4時に金美齢氏登場、開口一番「議員に喋らすと時間が押して私の時間が減る」。
まま、彼女らしい啖呵とも云える口上から講演は始まった。
私は以前にも彼女の講演は聞いた、テレビでも彼女の話はよく耳にしている。
この日の後援も弁舌鋭く筋の通った話、少々傲慢さが出て来た感もあったがそれも快。
彼女は台湾から早稲田大学英文科に留学して学部大学院に10年、更に英文講師もした。
彼女から初耳の話があった。日本人はイエスとノウをはっきりさせないのは弱点だとか。
欧米人は先ず最初にイエスまたはノウから話を始めるから分かり易い。
日本人は、アレコレ話してから最後に「ですからイエス」或いは「だからノウ」となる。
これでは国際社会の会話で日本人が相手にされなくなる懸念がある云々。
彼女は云う、総合力で見たら日本は世界一の国なのに誤解され易いのが腹立たしいと。
彼女は早稲田で英文講師をしていた時に学生にそのことを云ったという話が面白かった。
外人相手に話す時はイエスノウが云い難かったら先ず最初に「イエス&ノウ」と云いなさい。
そして、イエスの部分とノウの部分を説明しながら会話をすれば宜しい、と教えたとの話。
次は税金の話、彼女は今以って税金を払っている、税金が国を支え、国が国民を守る。
人として矜持があるなら、支えてもらう側に回らずに支える側に回りたいと云う。納得である。
まま、今回一番の納得は「イエス&ノウ」の話であった。
金氏、英文を専攻するなら英語圏に留学すれば良いのにと、やや疑問に思ったが了とする。
この会で気になったのは、年配の来場者が多いこと。若者が集まらないと先が無いと思われる。
憲法改正に私は同意する、よってこの講演会に来た。若者の姿がないことが気掛かりだ。
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