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2018.04.07 誕生日の黙想
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昭和20年4月7日14時23分、米軍艦載機の攻撃により戦艦大和爆発沈没。
日本海軍沖縄水上特攻出撃戦力。
戦艦大和、 軽巡洋艦矢矧、 駆逐艦 8隻、冬月、涼月、磯風、浜風、雪風、朝霜、霞、初霜。
沈没、大和・矢矧・朝霜・浜、自沈、磯風・霞、戦死者3700名余り。

昨夜、息子と娘家族が私達夫婦をイタリアンレストランに招待してくれた。
名目は私の誕生日前夜祭とか。まま、土日は自分たちの予定もあるらしいので前夜祭。
私が「お父さんの誕生日は戦艦大和が沖縄特攻で沈没した日や」と云うと知らなかった様子。
この戦艦大和の特攻をモチーフにしたアニメの名作が松本零士の「宇宙戦艦ヤマト」である。
特攻話に付き物として、まことしやかに語られるのが「お母ーさん」と叫ぶこと。
特攻隊員は突っ込んでいく時に「天皇陛下万歳とは云わず、お母さんと叫んだ」云々。
今の世では、そのことが事実であったかの如く流布されている。
私の父親は回天特攻隊の隊員として仲間を見送り、自分も出撃命令を待つ中で終戦。
回天とは世間でいう「人間魚雷」で、大型の酸素魚雷を人が操縦出来るようにしたもの。
回天に乗り組んでハッチを閉めた時点で外とは遮断され潜望鏡一本で敵艦を目指す。
視界が広く、引き返しも可能な飛行機特攻に比べ、引き戻し不能な回天特攻隊。
父親に聞いたことがあった「特攻隊員はお母さんと云って突っ込んだと云うはホンマ?」
「回天は他から声も姿も見えないままで1人で突っ込む、成否は敵艦の爆発音の有無だけや」
「飛行機は通信機を押しながら突っ込む、通信音が途切れた時が最期の時と想定する」。
「特攻隊員が何を云って死んでいったかなんぞ、誰も見たことも聞いたこともない話や」。
至極尤もな話だと私は父親の話しを聞いていて思ったもの。
人の哀れ話を作りたがる者がまことしやかに作り話をし、それを拡大流布させたがる面々。
テレビや映画でもこの手の話はウンザリするほど見聞きする。反吐が出る思いである。
「特攻隊員が何を思い突っ込んでいったなんぞ、その本人しか分らないものだ」、と父親。
私もそうだと思う。それをアレコレと見て来たような嘘を吐く連中は腹立たしい、不遜・冒涜。
今日、大和神社では英霊に鎮魂の誠を捧げ、遺徳を偲ぶ慰霊祭がある。
今日14時23分、黙想をしよう。

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