2018.04.09 魚屋の値付け
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ブリというかハマチの白子(上)卵(下)、値引きされ2パック買うハメになった。
「魚屋の儲けはアラ」と昔はよく云ったものである。
例えば目方10㎏の魚の歩留まりが60%なら上身は6㎏である。
原体が1㎏1000円なら上身の㎏原価は1000円÷0.6で1667円となる。
値入を下から(原価)から30%なら、上身1㎏当り売価は1667円÷0.7で2386円。
その売価で上身を完売すると、2386円×6㎏で13116円の売上げで原価は1万円。
それなら魚の頭や骨および内臓を全て捨てても3千円程の儲けが出るという話である。
それを上身を1㎏当り2千円で売ると売上げ額は6㎏×2千円で12000円。
4㎏の頭・骨・内臓を商品化処理し、300㌘入り10パックのアラを1パック200円で売る。
すると上身の売上げ12千円とアラの売上げ2千円で計14千円となり、儲けは4000円。
利益率は4000÷14000で28.6%となる。
上身を安価で売るとその魚屋は安いと評判が出て、アラも300㌘200円ならリーゾナブル。
上身にキッチリ利益を載せた売価で、更にアラも適当な値段を付ける欲値では 売れ残る。
売れ残るのを何とか売ろうと値引き販売。まま、これが売れない魚屋の悪循環商法。
昨日の鮮魚売り場ではアラ・内臓にマチマチの、と云うか意味不明の価格帯であった。
白子が300円で魚卵が298円である。頭や骨にもバラバラの価格が付いていた。
私は鮮魚売り場の担当者に白子と魚卵のパックを見せ「何が違うの」と訊いてみた。
担当者曰く「白子はオスのもので、魚卵はメスのものです。」と回答する。
私、「それは分かっている。300円と298円の価格差のことを訊いているんや」。
担当者、「分かりました、半額にします」、私「?」会話不全。
私はアラ煮が好きなので頭や骨身を求める予定だったが半額値引きの白子と魚卵を渡された。
魚屋の値付けの方法を講釈する気も失せ、その2パックを並べて写真に撮った。
昨夜はその白子と魚卵を煮付けた。タップリ余ったので味を薄めてハナに与えた。
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