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2018.05.02 陸自雑嚢
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JGSDFとはJapan Ground Self Defense Force 、日本国陸上自衛隊。赤札に「陸自」とある。
この袋、昭和の日に江戸の知人から送られて来た。
軍隊でいう背嚢・雑嚢という類のものであろうが知人は「買い物袋」のとの添え文。
この袋を見て私は日本軍の兵站への感覚を表す兵隊の囃し言葉を思い起した。
♪ 輜重兵が兵ならば トンボ蝶々も鳥の中 ♪
輜重(しちょう)兵とは、輸送兵のことである。
軍事において基本となるのは兵員・武器・弾薬・食糧を輸送・調達・配賦であろう。
米軍はロジスティクス(logistics)と呼び、軍事の戦略思想として重要視し研究を深めた。
勿論、日本軍もその重要性は十分に承知をしていたが、軍人は戦闘力に気が行く生物。
兵站は戦闘力の外という概念が上述の兵隊囃し歌であろう。
先の大戦では武器・弾薬・食糧の不足の中で戦いを強いられた日本兵は悲惨であった。
同盟国独軍が中東の英軍を圧迫するために、英本国から兵站路を断ち切ろうと図った。
そして大西洋は独海軍、印度洋は日本海軍による英国輸送船への挟撃を日本へ要請。
日本は断った。日本は武人として軍艦以外の商船への攻撃を潔しとしなかったのであろう。
しかし、太平洋では米海軍の潜水艦による日本商船撃沈数3500隻余り、死者6万人余り。
多くの兵員・武器・弾薬・食糧・物資は海中で失われ、戦線の日本軍は苦戦を強いられた。
更には、兵站攻撃とは相手の生産力と調達力を壊滅させること、それが日本本土への空襲。
彼我の物資調達力と輸送戦力の構築と破壊、軍事戦略の基本には英明さと冷徹さが肝要。
流通産業の世界ではロジスティックを学んだ。そのことが企業戦略の支柱となり、企業格差の背景になった。
「陸自の買い物袋」を電動三輪車に積んで私は買い物に「兵糧調達」に行こう。
レジ袋1枚5円の節約にもなり、レジかごからレジ袋への積み替え作業もしなくて済む。
日本軍の敗戦事由を無駄にしたら英霊に申し訳ない。
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