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無題
纏向遺跡の桃の種。梅干しの種は噛み砕いて中身を食したが桃の種は食したことがない。
数年前に奈良・纏向遺跡から二千数百個の桃の種が出土したことが話題となった。
今日の朝刊一面、その桃の種が西暦135年から230年のものと判明したとの記事。
つまり、卑弥呼の時代である。
年代測定は名古屋大学と徳島大学で行われたが共に同じ結果報告だったという。
何で桃がと云う話であるが、どうも聖木・聖果として扱われたフシがある。
支那でも西王母の桃というのが聖なるものとされ、道教の信仰にもなっている。
日本でも記紀の中で、イザナギが黄泉の国の雷神や鬼軍を退けたのは桃だとする。
桃は長寿と多産の信仰や桃太郎伝説が生まれ、魔除けの福の招来に繋がる果実とされた。
水場や水路に埋まっていたことから水を浄める意味があったのではとも云われる。
「母の日」の次の日のこの報道、何となく命の母は桃かとも思う。
ところで遺跡の桃の種は種だけが捨てられたのか実のままであったのか、気になるところ。
現在の桃は支那黄河上流から4世紀頃にペルシャ経由で欧州に伝わったという。
ピーチ(Peach)は“ペルシア”が語源、ラテン語のpersicum malum(ペルシアの林檎)。
日本では縄文初期の桃が見つかっているが、弥生後期に大陸から栽培種が入って来た。
纏向の桃、縄文系の和種か弥生系の渡来種か、これも気になるところ。
スーパーの売り場に行ったが、桃が見当たらなかったので牛のモモ切り落としを買った。
ついでにジャガイモと玉ネギも買ったので、今夜は「肉じゃが」としよう。
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