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2018.05.16 泥つき葱
0518泥葱
関東に住む現役デザイナーの同級生から「季節の便り」がメールされて来た。
口上、 >日曜日横須賀の野生的な「泥つき葱」を画題に購入しました。
束をほぐして荒々しい根の力強さに圧倒され、
食べるには不向きな育った葉の部分をスタートし、
土に汚れた白い軸の部分から根に視点が動くように、
葉はざっくりと、軸はほどほどに、根はしっかり描くことにしました。
葉をばさばさと、勢いで描き、
軸のおいしそうな白を意識して、空間を開け、
絡んでいる、乾いている毛根にも注意し、野太い生命を刻みます。
大忙しの勢いで描いた70分。落款押して完成です。< 、とか云々。

畿内で育った倍以上の期間を関東で暮らすと感覚も違ってくるようだ。
私には葱の青い部分が美味そうに見えるのだが、彼は白い部分に食指が動くようだ。
恐らく、今では彼はウドンにも白葱を入れて食するようになっているのだろう・・。
先年、関東からの頂きものの「下仁田(ニタ)ネギ」を食したことがある。
茶飯釜の茶事をやった時のこと、鴨葱(カモネギ)鍋をやり、その「下仁田ネギ」を使った。
確かに、その白い部分の葱は旨かった、絶品と云える味わいがあった。
時の正客は鳥肉が全くダメな御仁であった、そこで彼の曰く、
「この下ネタネギは美味、ワシはネギだけで充分じゃけん」とかノタマイ為された。
御仁には「下ネタ」も「下仁田」も鍋の中では同じだったようだ。
まま、そんなこんなを思い出した「泥つき葱」の絵であった。
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