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8月4日、スイス南東部グラウビュンデン州にて遊覧飛行中のJu 52が墜落。
乗客乗員20名が搭乗しており生存は絶望的と報じられた。
この記事を見て、私はビックリした。
その機・Ju 52は戦前にドイツ・ユンカース社が開発し製造されたものである。
1930年代には、ルフトハンザ社の主力旅客機として多用されていた機種で、
フィンランドやスペインにも輸出され、1931年のスペイン内戦では爆撃機として使用。
そんな飛行機が今も現役でスイスの遊覧飛行に使われていたのである。
73年前の今日8月6日に広島へ原爆を落としたアメリカの爆撃機・B-29より古い機種。
ドイツの機械工学の優秀さには脱帽である。
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ドイツ・ユンカース社が開発した航空機Ju 52(独:Ju 52, ユー 52)
初飛行 ・1930年
運用開始 ・1935年
生産数・4800機
ドイツの敗戦で生産は中止
戦後、フランスやスペインでCASA 352/3Mとして1952年までライセンス生産される。
1960年代までヨーロッパの定期航路を飛び続け、スイス空軍では1980年代まで使用された。

Boeing-Whichata_B-29_Assembly_Line_-_1944.jpg
アメリカ・ボーイング社で製造中のB-29重爆撃機、原爆投下に使われた。
B-29は対日戦だけに使用され、欧州の対独戦では使われていない。
つまり、日本本土攻略専用に開発使用された重爆撃機ということ。
初飛行・1942年9月21日
運用開始・1944年5月8日
生産数・3,970機
退役:1960年6月21日
私としては好きでない機種、おぞましい思いをもつ。
原爆投下・日本本土無差別爆撃も然ることながら、
サイパン・テニアン・硫黄島の戦いはこの機の中継地争奪戦であった。
この機のために死んだ日本人は数十万に達する。冥福を祈る。
「二度と過ちは繰り返しません」とは、私は云わない。云えない。

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