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2018.08.23 争と闘
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江戸末期に笠亭仙果という人が編んだ『武稽(ぶけい)百人一首』。
先日の産経抄がその中の一首を取り上げていた。以下。
兵法の 奥義は人と あらそはず(争わず) 無事をしはかる ものとしるべし (土佐卜伝)
>「居合道」は、敵と刃(やいば)を交えるでもなく、自己の技をひたすら高める点で兵法の極意に近い武術かもしれない。技量に応じた段位や称号を得るための厳しい審査があるものの、角を立てずに合格するための秘技もある。技の名を「袖の下」と呼ぶ。<
産経抄らしいナカナカに洒落た揶揄である。
私は今回の金足農業の闘いぶりを見て、「争い」と「闘い」の違いを改めて実感した。
球児の帽子には「闘魂」と書かれたものもあった。「争魂」というのは寡聞にして知らない。
戦争と戦闘も意味合いが微妙に違う。戦争反対の声は聞くが、戦闘反対は聞かない。
私はこの土佐卜伝の一首が人生訓であると腑に落ちた。
闘いの後にはノーサイドの笛が聞えるが、争いの後には恨みと憎しみの声が聞こえる。
人間(じんかん)の争いの多くは誤解や身勝手、短気から生じるものである。
私の人生は闘いもあったが、短気故や器量の狭さ故の争いも多かった。後悔しきり。
この前、揉めて短気を起こし会社を辞めた人間と一杯飲み、私の失敗談を話した。
まま、しかし、闘う気持ち・闘魂は持ち続けたいものである。
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