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散歩道にコスモスの花が咲き、向うに色付いた柿の実があった。
今日も女房を病院敷地内の散歩に誘った。足腰が弱っているようだ。
今日20日は自民党総裁選の開票が行われるという。
候補者二人による論戦とやらも何回かあったようだが、私は白けた。
私は、二人が憲法改正論を大上段から述べるのかと思っていたが違った。
安倍氏は9条に自衛隊を明記するだけで憲法改正とは言い難い改正論。
石破氏は「戦力は保持しない」とある9条2項を外さないと矛盾が残るとの論。
この論点は石破氏が正論と私は思うし、2項を残すという安倍氏は理解不能。
どちらのせよ、自衛隊明記や2項削除だけの話では憲法改正論が泣く。
過去には石原慎太郎氏や自民党時代の小川一郎氏等々が正攻法に論じた。
日本国憲法の無効論や失効論が憲法学者や国会議員の間で論争された。
明治憲法との継承関係での無効論、サンフランシスコ条約締結で失効論。
最も分かり易いのは日米「軍事」条約と日本国憲法9条の齟齬である。
由って、日米条約の締結で現行日本憲法は効力を失ったというのは正論。
私は一人の憲法学者の生き様・死に様を思い浮かべた。清水 澄である。
大正天皇、昭和天皇に憲法学を進講、行政裁判所長官、枢密院顧問官・副議長、
敗戦後、昭和21年6月13日最後の枢密院議長に任ぜられる。
22年5月3日に日本国憲法が施行された同年9月25日、熱海の海岸から投身自殺。
遺書には、大日本帝国憲法(明治憲法)に殉じ、自殺をすること、
楚国の屈原が汨羅(べきら)の淵に投身自決した故事に倣ったことが記されていた。
祖国の安全を憂い,汨羅 の川に身を投じた屈原は昭和維新の歌もになり有名。
清水の故郷・金沢市の石川護國神社には、「清水澄博士顕彰碑」がある。
清水の話が私の記憶に残ったのは、実は学生の切腹自殺からである。
平成23年12月8日未明、北海道出身の金沢大学4回生S氏は顕彰碑の前で割腹。
小雨降る中、暗い神社の境内で靴を脱いで正座し、十字に切腹して頸動脈を切った。
日章旗が雨に濡れるのを気遣い透明ビニールに巻かれて横に置かれていたという。
S氏は安全保障問題ゼミに属し、時の民主党政府の安全保障政策に絶望したとか。
S氏の割腹自殺は北陸の地方紙に載ったぐらいで全国には報じられていない。
後に、産経新聞がある一つの出来事として記事にしていただけ、何とも哀しい。
日本国憲法自体と9条の論議、事程左様に腹を括ってやってもらい度。
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