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娘一家の庭に設置されていた子供の遊び台。
我々夫婦は病院通いの日々を過ごしているのだが・・。
爺婆は世終い、だが世代は進む、身につまされるような嬉しさ。
先日の女子駅伝で這ってタスキを繋いだ話が報道されていた。
まま、例によって止めなかったことへの軽薄批判が為されているが的外れ。
監督は止める意思を伝えていたが大会運営者の連絡不全で現場に届かなかった。
大会運営・伝達の拙さが事の主因だが、止めなかった現場の責任へと話が転嫁。
駅伝とは日本生まれの競技、日本人の精神文化が詰まった競技である。
私が観て胸が詰まったのは、次走者が中継地点で涙を流しながら待っている姿。
這って進む走者を現場で止めることが出来るのはドクターストップだけであろう。
一時話題になった言葉「忖度する」、云わば下が上の心を先読みする阿(おもね)り。
似て異なる言葉「惻隠の情」、云わば上が下の思いを労(いたわ)しく思うこと。
忖度とは世渡り上手にも繋がるが、惻隠は人情の機微に触れるものと云えよう。
恥と矜持を心底とする日本人の文化、駅伝には忖度精神より惻隠の情が似合う。
這って進む選手のタスキ渡しへの思い、それを涙ながらに待つ次走者。
這う選手を忖度し抱き起してレースを止めた者がいたならば選手の恨みは必定。
体が動いており、気力と繋ぐ意志を選手が持っている限り、続けさせてやるのが惻隠の情。
つまらん忖度は無用。ましてや安物のお為ごかしコメントは尚更無用。

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