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2018.11.04 菊と刀
大学武道部の後輩である赤膚焼の窯元が金沢で開催する作陶展の話をしに来てくれた。
彼は居合道にも通じており、来たついでに私の日本刀を手入れしてくれた。
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大刀。拭い紙で棟方(刃がついてない方)から古い油を拭きとる。
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小刀。打粉(うちこ)で刀身を軽くポンポン打ち、別の拭い紙でその粉を拭(ぬぐ)う。

高校時代に「菊と刀」という本を読んだ。
米国の文化人類学者ルース・ベネディクト女史による日本文化を研究した著作である。
驚いたのは ベネディクト女史が一度も日本へ行ったことも無しに著したということであった。
彼女は二次大戦中に日系人と日本兵捕虜からの調査報告書を基に出版、ベストセラーになった。
彼女は日本人の行動規範を「恥の文化」として捉えてまとめている。
平成17年に出版の数学者の藤原正彦の「国家の品格」という著書はミリオンセラーとなった。
藤原はグローバリズムなどを否定、自国の伝統や美意識などを重んじることを説く。
世界で唯一の「情緒と形の文明」を持つ日本の“国家の品格”を取り戻すことを主張。
藤原は日本人の矜持を「恥を知ること」とした。何かベネディクトと共通するものがある。
思うに、亦もと思わされる「朝鮮人徴用工判決」のこと。国家の品格に欠けるものだろう。
狭い対馬海峡を隔てただけの日本列島と朝鮮半島、そこに住む日本人と朝鮮人。
朝鮮人・朝鮮民族に「恥の文化」が生まれなかったのは何故かと考えてしまう昨今である。
文化人類学者・ベネディクトはんに朝鮮人・朝鮮民族はどう写るであろうか。
戦時中は朝鮮人は日本人とされていたが、彼我の精神文化の違いは絶望的である。
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