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2018.11.08 大津島
無題
有人魚雷「回天」の上で軍刀を振り、別れを告げる特攻隊員たち。
昭和19年の今日11月8日、回天特別攻撃隊「菊水隊」が大津島を出航。
潜水艦伊36・伊37・伊47は、回天を4基ずつ搭載し初の出撃を果たす。
先日のケーブルテレビで映画「ああ、回天特別攻撃隊」を観た。
回天提唱者の黒木博司中尉と仁科関夫少尉を鶴田浩二と松方弘樹が演じていた。
回天の試作機へ搭乗した黒木は水没し殉死、彼は事故記録と改良点を記して残した。
仁科は黒木の遺骨を胸に改良された回天で初出撃する。実話である。
鶴田浩二自身も学徒出陣令で海軍に入っていることもあり演技場面が自然に見えた。
戦時中、山口県徳山港沖にある大津島は回天の基地であり訓練地であった。
私の小学校の時に大津島で回天特別攻撃隊の記念碑の除幕式があり父親に同行。
招待された生き残りの父親達は徳山港から潜水艦「くろしお」で大津島へ向かった。
甲板の上に乗ったままでの洋上航海だが海上自衛隊員は父親達に敬意を示した。
その時に再開した生き残り仲間が後日奈良の我が家まで来た話は前に書いた。
回天とは、「天を回らし戦局を逆転させる」との意味 で命名されたという。
その特攻兵器「回天」を発案企画し、死んでいった二十一・ニ歳の青年の思い。
飛行機であろうが潜水艦であろうが、特攻隊員は日本刀を持って乗り組んでいる。
軍刀を振って別れを告げる「菊水隊」、やはり「菊と刀」ということか。
回天特別攻撃隊が大津島から初出撃した今日11月8日、彼等の冥福を祈りたい。

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