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よく垂れた稲穂である。しかし実というか種はこぼれ落ちない。
種子が成熟にともなって、穂や莢(さや)から自然に離れ落ちるのを脱粒性、
イネ科穀類の栽培種のように種子が落ちないのを非脱粒性というらしい。
つまり今の人類の主食として農栽培されている米や麦である。
米麦の栽培とは野生種の種子を採集し、さらにそれを播種→収穫を繰り返す。
その過程で野生種の中から非脱粒性のものを選択栽培し続けた結果だという。
この話は植物栽培を趣味とする知人の南都塗師から聞いて私は初めて知った。
日本の漆芸は縄文遺跡から約9000年前の漆芸品が出ているとか。
揚子江下流の河姆渡遺跡で発掘された漆椀(約6200年前)よりも古いという。
彼我の漆のDNAが違っており日本の漆芸は日本列島独自のもので渡来でないとも。
縄文遺跡の周辺には漆木の栽培や漆液を取る道具や工房の後があるとか。
最近の植物学会では縄文早期の1万年前のイネのプラントオパールが発見された云々。
つまり、世界最古の土器と磨製石器、それに米の栽培と漆芸品、縄文文明はすごい云々。
彼のその話を聞いて、縄文人の米の栽培への執念とは飢餓への恐怖かとも思えた。
今の米は種もみ1粒から500粒の収穫が計れるという。もみ5粒でお椀一杯である。
縄文人と縄文文明の恩恵に感謝である。もちろん塗師の彼も感謝の念は大。
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