FC2ブログ
2018.12.20 指舐め酒
DSC_0088.jpg
予約醸造という桐箱入りの味噌をもらった。
私には酒類や菓子より味噌が体に良いということである。
然しである、美味い味噌は私にとっては格好の酒のアテ。
片手五本の指を味噌まみれにすれば、一本一合で酒が五合進む。
左手の指を舐め、右手の酒盃を口に運ぶ、至福の時。
この姿は人には見せられない独り酒の境地。
ふと、思い出したのは昭和の風景。
量り売りの醸造屋である酒屋、世に云う河内屋のこと。
酒・醤油は樽から片口に受けて一升瓶や徳利に入れてくれた。
味噌は樽の中から杓文字で掬い取って竹皮(へぎ)に包んでくれた。
それらの品は買い物用の網籠に入れて持ち帰ったものである。
昭和の40年代中頃になると、スーパーマーケットが彼方此方に出来た。
そして、石油加工品の容器で味噌や醤油が店頭に並び販売された。
八百屋や魚屋は商店街から消え、酒屋はコンビニエンスストアになった。
業種店から業態店とか、訳の分らん流通造語をペラペラしゃべった昔の私。
今の私は思う、町の商店街を買い物籠を持って歩き○○屋××屋を覗きたい。
それが昭和どころか、来年には平成も過ぎ去りし日々になってしまうとか。
指を舐め舐め、ぐだぐだ思う今日この頃。

スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://houan7010.blog.fc2.com/tb.php/1581-908415c4