104_ロ~1
「ローマの休日」、映画・テレビで幾度か見た、西洋映画ではエデンの東に次ぐ観賞回数だ
銀婚式とやらの西洋風習にあやかり、女房殿と訪れた場所が、映画場面のそこかしこに出てくる
若かりし頃、マリリン・モンロー、アン・マーガレット、エリザベス・テーラー、オードリー・ヘプバーン
女房はどのタイプが少々迷いながらも、オードリーと思ったが、いつしかオールド・ヒップバーンとなった

昨日のBSNHKで、ローマ帝国の興亡を語る番組があった
話の総意として、ローマが今に伝え残しているものは、三つあるという
「ローマ帝国」「ローマカソリック」「ローマ法」ということである
つまり、今の世界観はこの三つの概念枠の範疇にあるということらしい
確かに、考えてみれば、卑弥呼の邪馬台国云々のずっと以前のことながら
地球規模に敷延するというか、世界的普遍性という概念を作ったのはすごい

残念ではあるが、日本の神道や万葉集、和歌、能楽、絵画、そして禅、茶道
日本の価値観は、地球世界全体を覆う普遍的価値観には成り得ないようだ、
だが然し、昨日のローマ帝国を語る番組の中で出た言葉に、同意出来ぬものがあった
ローマ人は云う、『狩りをし、風呂に入り、ゲームに笑う、それが人生だ』、とか
私は違和感を感じ、私はローマ人になれない、なりたくもないと思った
以前に見た報道番組で、米国大統領候補としてアラスカ州の女性知事が出ていた
趣味は狩猟だという、彼女の部屋には撃ち殺した獲物の剥製が沢山置かれていた
私は、無性に腹立たしさが込み上げたものだ、どうも感覚の違いを超えているようだ
私は彼女に「すずめの母さん」という日本の歌を送ってやりたくなった

『すずめのかあさん』

子どもが 子すずめ つかまえた

その子の かあさん わらってた

すずめの かあさん それみてた

お屋根で 鳴かずに それみてた


明日は新塾生の初めての茶事稽古である
もちろん、会席(茶懐石)の作り方・出し受け・食し方も行う
茶会席、つまり和食の原点には獣肉は使われない
前にも書いたが、獣肉を神饌とする日本の神社は寡聞にして知らない
ましてや、獣肉をナイフで切り裂きホークに刺して喰いながら談笑する風習は日本になかった
子供の頃には食事中に話すことは諌められた、が、最近は・・
日本文化の持つ価値観は、世界普遍思想という波のうねりに消し去らされるのであろうか

私はこれから、朋友が作ってくれた「ヒノヒカリ」の新米を胸に抱え、脱穀に出掛ける
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