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ボケの写真、「木瓜」ではなく、「呆け」である
昨日の花、写真が呆けたので載せるまいかと思ったが、塾生が心を込め入れた花
やはり載せることにした、花は「水引」「よめな」「ホトトギス」「藤袴」「菊」の五種である
このボケ茶真、携帯が古いだけの話ではないのである、老いの荒みの悲しい兆候なのだ
(写真と打ったつもりが、後で見ると茶真、ボケの追い討ちか)

昨日は茶事稽古をした
新塾生には、茶事そのものが初体験とであり、奥様方も参加する運びとなった
総勢十人余りの茶事となり、それは我が家ではめずらしいことなのだ
我が家の「茶囲い」つまり茶室は一畳台目中板という造りの小間である
つまり、客は三人で満席、よって会席の器は三器か五器分しかない
まま、取りあえずと前日から有り合わせの物を出し揃えたのであった
そして、小間は通るだけとし、隣の部屋での茶事稽古にしたのだった
この日は、広島の宗家から師範代が稽古応援に駆け付けてくれ、大いに助かった
食材や花も昨日の内に準備をし、鮮度の要るものは朝から買いに行くつもりでいた

さて朝である、下ごしらえや掃除をしてからスーパーまで車で出掛けた
駐車場には車が三台ぐらいしか停まっていなかったので、入り口近くまで行った
店内に入ろうとしたら、扉が開かず、頭をぶつけそうになった
開こうとゴソゴソしていると、中から人が人が近づいて来た
そのお人、曰く「何か御用でしょうか、開店は九時からですが・・」
携帯を見ると、八時十分であった、いつもは九時開店と知ってはいたのに・・
悄然とその場を立ち去り、車を開けようとして携帯を押していた、老いの荒み

さてさて、席入りから炉炭点前も済み、会席の運びなる
飯は脱穀したての新米、先ずは飯碗に当流の三日月形によそう
汁は白みそ仕立てに冬瓜、赤ラディッシュの新芽を添える
ところが、私は冬瓜の下味を付けようとしたまま、忘れて焦がしたのだった、ボケ
向う付は、生駒の塾生の奥さんの手になるコノシロに大根人参の酢の和え物、オツな味であった
飯器には大根菜飯を盛った(私の手ながら好評だったとか、私は世辞を真に受けるタイプだ)
汁替えは赤みそ仕立てに、ナメコとワカメとした、焦がさなかった
酒は卒塾生から貰った吉野の「純米大吟醸・前鬼」、旨い酒である
煮物は大阪の塾生の奥さんの手になる、小芋とインゲン、それにモミジ麩を添えたもの、美味い
取肴は今日の亭主役である泉州の塾生、かまぼこにウニ数の子、焼き椎茸、それに泉州茄子

常の茶事は、後片付けが夜中まで掛かるが、塾生の奥方の手で、早くすっかり片付けられた
こうして、整然と真面目に、そしてドタバタと忙しい茶事稽古の昨日であった
そして、自分の「ボケの進み」に心が萎びた日でもあった
(今となっては、鳴り物を打ったかどうか、定かでない)
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