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我が家の愛犬、通称ハナ、二月六日の今日が誕生日で満十歳である
人間なら七〇歳とか、老いの域に入ったが女坐りをとり品位を保つ
日本犬保存会の純血甲斐柴犬「竹姫号」としての矜持だろう・・(親馬鹿か)

晩酌を終えた昨夕八時頃、件の同級生女級長から電話が入った
「井谷クン、今夜十時のNHK歴史ヒストリアは古田織部、知ってる?」
私「いや知らんかった、というより十時は寝てる時間やし・・」
女級長「お茶の話もあると思うよ、見たらエエのに」
私「分かった、観るようにする、教えてくれてオオキニ・・」
私は十時まで頑張ろうと、再び晩酌を始めたのだ
ウツラウツラしていると、女房殿が「10時ですよ」と私を小突く

ヘウケモノに秘めた真意云々
ゆがみ、ひずみ、織部釉の緑と模様の意匠云々
僅か三十年ほどで消えていった織部焼云々
武勲の無い織部は交渉力で活躍云々・・
・・私は、もう半分頭は薄れていた・・

ある場面で、ハタと耳目に正気が戻った
織部切腹の段である
色々云われている巷の話や本、研究家先生の各説が有るのは承知ながら
一点、皆誰もが認める織部最後の言葉
「かくたる上は、申し開きなし」
確かに、利休も死を授けた時の権門への申し開きはしなかった
ふむ、二人の共通点は・・、と思った辺りで、ZZZ

気がつけば、朝六時の蒲団の中であった
ああ、今日はハナ十歳の誕生日と思い出し、玄関先で写真を撮る
そういえば、自害した犬の話は寡聞にして知らないが、主人に殉じた日本犬はいたようだ
日本犬の特性なのかどうか、死んだ主人の傍を離れず餓死したとか聞く
ハナの長生きを祈る、私が死んでも後を追うでないぞ、と頭を撫ぜた
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