2013.04.19 大茶盛と茶粥
 先週末に西大寺の横を通ると、門の出入りが賑やかであった
ああ、大茶盛の見学者というか参加者だと直ぐに分かった
鎌倉時代から続く行事で、元は貧しい病人達へ高価薬の茶を振舞う形で始まったと聞く
その話は、病人だけでなく飢えに苦しむ者に粥を与えたという説もあるとも聞いていた
今朝、茶粥を作っていて、ふと気付いたというか、ある思いが拡がった

 「大和の茶粥、京の白粥、河内のどろ喰い」とかいう古い諺がある、これだ
西暦1239年の西大寺で叡尊が始めたという、この大茶盛の茶とは、茶粥だったのでは
ここに、大和の人が茶粥に親しみ、「おかいさん」という言葉の発祥になったのでは・・と
当時のことを考えれば、手間の要る抹茶を多くの人々に振舞うことは有り得ないであろう
大きな鍋で茶を煮出し、米を入れ茶粥を作って、大勢の飢えた貧しい人々に振舞った
今でいうと、災害地での炊き出しの風景ではなかろうか、と勝手な想像をした
ただ、一人一碗の今とは違い、何人かが一つの大碗で廻し合い啜る光景ではあったろう

 飲酒が禁じられておる故、酒盛りならぬ茶盛りと呼ばれる様になったとも聞くが
話の起こりから考えてみると、これは眉唾かなと、これまた勝手読みをする
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