今夜は八十八夜、立春から八十八日目の夜である
♪ 夏も近づく 八十八夜・・ ♪ 茶摘み歌で知られるように春との別れである
とは云え、この数日は肌寒い日夜が続き、衣類の洗濯ではなく、選択に困る

 さて、この十二日は流祖・上田宗箇の法要茶会が大徳寺三玄院で催される
新人の方も今回の茶会に参加されるので、前回の稽古では濃茶の飲み方を練習した
薄茶は奈良・京都では寺社の茶店や喫茶店でも出される処が多く、一般的ではある
しかし存外に、濃茶を飲む機会は少ないようで、飲んだことが無い人が多い
濃茶は一碗の茶を三~五人での廻し飲みになるので、飲み口を拭く所作が求められる
その所作は流儀により違いがあるが、当流では懐紙の八切れで拭き取ることになる

 その濃茶、どこの流派でも正客が主人に茶銘と詰元を聞くのが通例とされている
濃茶の茶銘には、「●●の昔」というのが多いのだが、昔というのが八十八夜と関連する
昔という字は、廿一日、二十一日という話で、八十八夜を挟んだ二十一日のことである
つまり、上質の茶は八十八夜の前十日、後ろ十日の間に摘まれた茶の若葉で作られる
それで以って、濃茶は「●●の昔」と名付けられるということのそうな、価格も高い
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