2014.04.01 四月一日
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鎖を天井から下し、雲龍釜を吊るす
床の掛軸は「徳如海壽似山」、日本拳法最高師範であった故・森良之祐先生の揮毫

昨日は広間と小間双方の炉の五徳を外し、広間には鎖を下げて雲龍釜を吊るした
雲龍釜の特徴は胴体が筒型で口造りがなく、胴にそのまま蓋を被せる形である
従って、胴径と蓋の大きさが同じになる、雲龍釜の蓋は共蓋、即ち釜と同じ鉄である
他の釜は唐銅製が殆どで、その摘みは色々な形があるが、雲龍釜の蓋は掻立釻(かきたてかん)
この掻立釻の扱いは、少々面倒くさく慣れが必要となるのも雲龍釜の特徴と云える

雲龍釜とは、その胴体に「雲龍」の模様、つまり雲と龍が描かれていることで、その名がある
雲龍は「うんりゅう」と呼ばれるのが一般的だが、その筋(?)では「うんりょう」が正しいとか
坂本龍馬(りょうま)は日本初の新婚旅行で有名だが、その妻もお龍(りょう)だったような
大相撲新横綱は鶴竜(かくりゅう)、それでかどうか、雲竜(うんりゅう)型の土俵入りだ
雲龍型と云えば、帝国海軍の空母の形体、雲龍・天城・葛城があった、ちぃと話がそれてきた・・

閑話休題、四月一日
この日から当流では炉の五徳を外す、と前の記事で書いた
「呼び名」ついでに、この四月一日の呼び名のこと、「わたぬき」と云い、苗字にもあるという
旧暦四月一日は今の五月中旬頃で「衣替え」の時期に入る、故に、衣の「綿を抜く」ワタヌキとか
この日から炉の五徳を抜くとは、昔の茶人、ナカナカに粋(すい)、上方では(いき)とは呼ばない
同じ様な話で八月一日を「ほづみ」と呼ぶのも、旧暦なら稲穂刈り穂積の時期だからとか、苗字もある
決して、嘘ではない・・オチ四月一日・・クドイか
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