前回の熱田神宮の話、罰あたりを見舞われた
婿殿両親からご馳走になった「蓬莱軒のひまつぶし」のことである
私は以前に名古屋の知人に「蓬莱軒」という鰻の老舗の名物料理として
教えられ食していたのて、ついつい、知った気に蘊蓄をたれた
それも、あろうことか、地元の御両親に対してである
さすがは御両親、ニコニコ顔で私の話に聞き入った風であった

私のたまわく
この「ひまつぶし」という料理は
普通のうなぎ丼の喰い様、三種の薬味掛けの喰い様、更に汁掛けの喰い様
三様の醍醐味を、ゆっくり時間を掛けて味わうという、御大人のそれだと
さすがに御三家筆頭の名古屋の名物じゃ、とまぁ、講釈をたれた次第

 昨日、和歌山に出向き、会合の中でその話をしたところ
名古屋出身のある社の常務、申し訳なさそうに曰く、それ違うような・・
ウン!とばかり聞くと、「ひまつぶし」ではなく「櫃(ひつ)まぶし」だと
つまり、上方のまむし(江戸のウナギ丼)を御櫃(おひつ)に入れて出し
碗に一杯づづ取り出し、趣向を変えて楽しむというものであるとの由
私の瞳孔は開き、顔が火照った。犬を連れて行った祟りかと
これからの人生、取りたて確かなものないが故に、ホンマモノを語り度し
今回は正に汗顔額にまで滴る思いで、ひしひし半端知識の言を反省する

 ひとつ、収穫と云えるのは、この熱田神宮のの鰻料理
江戸・関東のそれと違い、腹開きで、金串を刺し、タレを浸けながら焼く
上方のそれであったこと、やはり、尾張は近畿文化の中にあったと
確認が出来たことであった
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