2014.06.03 田水の蛙
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奈良も田水が入り、田植えが始まろうとしている

三日ほど前から、田水が入り出し、下の田へも順々に水が送り込まれて行くところである
散歩していて気付いたのであるが、田水が入った次の日には蛙の鳴き声が聞えて来た
蛙たちは何時、何処から田水の中に入ってきたのだろうかと、不思議に思うところ
田の土の下に潜り込んでいたのだろうか、それなら耕耘機でひどい目にあったろうに・・
あれこれ思い悩む田水のこの頃である

そんなこんなの時を前後して、饅頭を手に見舞いに来てくれた件の老医師から酒が届いた
私の好きな広島の銘酒が桐箱に収まり、何故かのし紙の裏に「壽」と記されている
桐箱から酒を取り出し、冷蔵庫に入れる、それと元新聞記者からの三笠饅頭もある
早速に「かえる庵」の庵主にその旨を知らせると、月曜は店休なのでそちらへ行くとのこと
庵主の佐藤さんは日本酒を餡子や甘納豆で飲むのが大好きな御仁、そして広島県人である
月曜は新塾生の稽古日、卒塾者の佐藤さんは新塾生の稽古見学も所望ということになった
まさに、田水の蛙ならぬ「かえる庵」、,広島の銘酒と聞きて来たりぬ佐藤さんという話

稽古前に、酒のツマミ持参で来訪された佐藤さん、夏の半襦袢に袴を付けた姿となる、
新塾生の席入り稽古の後、佐藤さんに濃茶を点ててもらい新塾生は濃茶の客作法を稽古
たちまち時間が過ぎ、その日予定の稽古は終了した
次に、冷蔵庫から酒を出し、ツマミを皿に入れて取り回すという茶事稽古の形になった
そして紅白の餡子入り三笠饅頭も取り回して、甘納豆も皿に盛られた
やがてビールも出て酒盛りの形に移っていった、新塾生も酒好きのキライが見えた

前のブログ記事には付記修正しておくことがあった
>用も無く、行くところも無く、会う人も無い、そして、やがて静かに消えて行く
そんな老後の生き様も悪くはなかろうに、という思いも馳せるのであった<
以下、付記修正文
「用も無く、行くところも無く、会う人も無い、然し幸いなことに酒だけは有る
そして、日々酒に酔いしれ、まどろみながら、夢うつつで死んで逝く
そんな酔生夢死の老後も悪くはなかろうに、という思いも馳せるのであった」
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