2014.08.09 かち合い弾
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旅順攻防戦の薬莢(やっきょう)、私は火箸の柄頭として使っている

昨夜から雨が降り続いている
昨日は心地よい風が吹く抜け、窓を開けていると涼しいぐらいであった
今朝の雨は、ただただ降り続くというもので、雨音がひたすら続いているだけ
何故かふと、田原坂の戦いのことが頭に浮かんだ

雨は降る降る 人馬は濡れる
  越すに越されぬ田原坂
右手(めて)に血刀 左手(ゆんで)に手綱
  馬上ゆたかな美少年
山に屍(しかばね)川に血流る
  肥薩の天地秋さびし
草をしとねに夢いずこ
  明けの御空(みそら)に日の御旗(みはた)
泣くな我が妻 いさめよ男子等(おのこら)
  戦地に立つは 今なるぞ

この歌、今も熊本国府高校の校歌として卒業式に歌われていると聞く
田原坂の戦いは「かち合い弾」でも知られるところである
参百メートルの戦線で両軍は一日三十二万発の弾を一七日に亘り撃ち合った

狭い場所で一秒に三発の弾が交差する銃撃戦となり、ぶつかり衝突する弾が続出
それが「かち合い弾」といわれるもの、世界戦史上でも稀な戦いとして知られる
日露戦争の激戦で知られる「旅順攻防戦」でさえ、一日の弾丸使用量は約二十万発
しかも、旅順は田原坂に比して広大な地である、弾同士がぶつかり合うことは稀有

熊本国府高校、この校歌を守り続け、歌い続けてもらいたい

薩摩兵の多くは、今の高校生ぐらいの年恰好だったのだ
思うと私は徒に歳を喰ったようだ、窓の外の雨音はまだ静まりそうもない
これから、薬師寺のイタリアン茶会に出掛けるのだが・・
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