2014.08.29 葵Ⅲ・印籠
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ご存知、水戸黄門は葵の御紋の印籠
「この紋所が目の入らぬか!」 「へっへー、はっはー」の例のもの

葵の御紋というのは、将軍家や御三家および一門の松平家等で少し違うらしい
同じ将軍家でも時代によって違うとか、つまり家康と吉宗とは紋が違うという
葵の紋とは、元々は双葉葵で賀茂一族の紋であり、賀茂神社の紋所となっている
徳川の出自とは、三河・賀茂の庄の松平家であり、賀茂一族であるらしい
それが清和源氏と名乗り、双葉葵を三つ葉葵にしたということ、葵に三つ葉は無い
と、まぁ、葵の御紋の薀蓄はさておき、時代劇「水戸黄門」の主題歌の話

大方の人は、「あゝ人生に涙あり」(木下忠司作曲)の歌を想い起すであろう
昭和四十四年からの長寿番組となった「ナショナル劇場」版である

人生楽ありゃ苦もあるさ
涙の後には虹も出る
歩いてゆくんだしっかりと
自分の道をふみしめて

人生勇気が必要だ
くじけりゃ誰かが先に行く
あとから来たのに追い越され
泣くのがいやならさあ歩け

人生涙と笑顔あり
そんなに悪くはないもんだ
なんにもしないで生きるより
何かを求めて生きようよ

実は、昭和三十九年に「ブラザーミシン劇場」版の水戸黄門が放映されていた
その主題歌の歌詞は以下の通り、忘却の彼方になったかどうか・・
「水戸黄門旅日記」という題名であった

  昭和三十九年発売
  作詞:藤田まさと 作曲・編曲:福島正二
 
  風吹くままに 花は散り
   雲行くままに 人は去る
    世の移ろいを 観るなれば
    貧しきものも 富むものも
     おなじ仮寝(かりね)の 露の宿
     あゝ水戸黄門の 夢はるか

  身は百姓に 窶(やつ)せども
   昨日の錦衣(にしき) 今日の襤褄(ぼろ)
    かくせぬ旅の 旅衣
    たずぬる里の 空(むな)しさは
     道を説きつつ 泣くこころ
     あゝ水戸黄門の 道はるか

  つばくろの春 雁(がん)の秋
   廻(めぐ)りし国は 数あれど
    廻りし事の おもいでは
    心を責むる ものばかり
     義心一道(ぎしんいちどう) なお遠し
     あゝ水戸黄門の 旅はるか

以上、覚えておられるであろうか、私の高校生時代の話である
従って、当初は「越後のちりめん問屋」ではなく「百姓」の三右衛門
この歌が世の「進歩的文化人」なる人々達の批判を受けて消されたのである
理由は「百姓」が差別用語である云々とか、何ともはや・・

私はこちらの歌詞の方が、格調が高く気品があるように思う
特に一番歌詞の最初の二行、好きである
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