2014092004410000.jpg
ケルト十字のペーパーナイフは見つからなかった
代りに、埃を被ったスコッチウィスキーを目にしたので、玉杯であおる

スコットランド独立はならなかったが、スコットランドは勝利したと私は思う
当初は三割にも満たなかった独立派を、僅差の接戦まで押上げた独立党
選挙当日になって、心情独立派ながら反対票を入れる住民が多かったとか
それで良いのである、独立のリスクを回避して現実的な利益獲得を得た
選挙結果を見て、スコットランド民族党のサモンド党首は辞任を表明したと云う
彼は「してやったり」とほくそ笑んでいるだろう、多くの独立派も同調のハズだ

スコットランドは独立への選挙戦へ持ち込んで、独立運動を精一杯に戦い抜いた
そして、選挙戦は敗れたが、実質的な勝利と民族の矜持と誇りを歴史に残した
更に、同じケルト系のウェールズや北アイルランドへの間接的支援にもなった、
私は今回のスコットランド独立運動で、欧州人の強かな政治風土に触れた気がする

先の日曜日のNHKのBS放送で「元寇」の話を取り上げた番組をみた
世界最大最強国・元の侵略を前にし、日本の時の権力者・北条時宗の決断と行動
屈服し隷属するか、敢然と戦うかという選択で、戦うことを決断した是非である
四人の論者の中で是としたのは一人、残り三人は非とする見解であった

後の風評で、元寇は「神風」の所為で日本がタマタマ勝てたという話に作られていく
然し、元軍十四万を相手に、二か月間も上陸を許さなかった鎌倉武士の戦いぶり
元軍は昼は上陸を試みるが成功せず、夜は軍船に退去ということが二か月続いた
二か月である、元軍の士気も萎え水食糧も欠乏し病人も多く出て、軍船も傷むという状況下
その上に、絶え間ない日本軍の夜襲が続き、挙句に元軍の副将まで打ち取られる始末、
タマタマ風雨か荒れたというより、この時期の二か月、台風が来て当り前である
そこまで戦い抜いた鎌倉武士の完全勝利であったと、元寇の役を私はそう思っている

非とした三人は、「タマタマ勝てたから良かったが、もし負けていたら・・」
「屈服・隷属したとしても、うまくすれば何とかやれたと思われる・・」
「戦闘は武士(兵)だけでなく、一般民衆も巻き込まれる危険な選択だ・・」
云々カンヌンのご意見であった、私はこれが今の日本人の良識派かと、唖然・アングリ

スコットランドの選挙は平日に行われた
選挙といえば日曜日と思っている日本人には意味が分かり辛いところだ
欧州人の社会常識は、一にプライベート、二に民主主義、三に仕事だと聞く
その選挙投票率が九割近くあったことでも、政治・社会の熟性度が感じ取れる

スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://houan7010.blog.fc2.com/tb.php/463-0b6254ef