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付近の溝で季節最後の花を咲かせていたオダマキ(苧環)、花言葉は「愚か」
誰が付けたか花言葉、更に紫は「捨てられた恋人」、白は「あの方が気がかり」・・
私の好きな茶花だ、この花言葉に写真を撮りながら哀れを誘った

 しずやしず しずのおだまき 繰り返し 昔を今に なすよしもがな

 吉野山 峰の白雪 ふみわけて 入りにし人の 跡ぞ恋しき

 静御前の歌である、彼女は考えてみれば「捨てられた恋人」と云えるかも知れぬ
吉野山に追われ、従者に荷物を持ち逃げされ、山中を彷徨い歩いた静御前
「あの方が気がかり」との義経への思いを歌に馳せた切ない話である
「一人静」「二人静」、共に清楚な花で私は好きであるが、近隣では見当たらない、

 先年、歴史好きの仲間内で熊野吉野を巡った際、宿をとったのは吉野温泉
義経と静御前が身を寄せ隠れたという吉水神社の谷あいにある一軒宿である
島崎藤村がこの山懐の宿に一カ月余り逗留して「訪西行庵」の作品を残した
この時の藤村、失恋で打ちひさがれて宿に来たとかの話である
戦に負けるか、恋に破れるか、いずれも落ち人、吉野は懐が深い隠れ場だ
落ち人に「案ずることはない、茶でも喫されよ」と一服点て、そして
「このブログ、色恋は受付けぬものとお心得あれ」と落ちを付ける

ところで、「カラスの勝手」で話した服紗の付け位置のこと
武家茶道は右、千家茶道は左に付けるという記事に、興味ある話を頂いた
左に付けた服紗を右手で扱うと、切腹の所作になり、武家はそれを嫌ったとか
なるほどにと、私は我が腹を擦った次第、ちぃと出ているが・・ 
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