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散歩途中の路傍に落ちている「団栗・どんぐり」
「どんぐり」は落葉樹ブナ科の樹木が付ける果実、種子でない

秋が深まると、日本の熊やリスには「どんぐり」が主要食物となる
高い栄養価をもつ「どんぐり」は熊やりすの体内に取り込まれれ冬眠に備えられる
植物は葉や箕の皮にタンニン等の苦味・渋味を作り、動物の餌から自衛している
日本の熊やリスは平気で大量の「どんぐり」を食しているが、人には食べられない
然し、その「どんぐり」を主食にしていた人々がいる、私達の祖先である縄文人だ

考えられている縄文人の「どんぐり」調理法は「水晒し」の技術である
タンニン等の毒素は水溶性であるため、何度も水に晒すと溶け出していく
その効果を高めるのが「灰」である、そのことを縄文人たちは知っていたという
「灰汁」とかいて「あく」と読むように、「灰」はあく抜きの効用をもつ
この水に晒して「灰汁(あく)抜き」する調理法は世界的にも珍しいとされる

何故、こんな話をしているかと云うと、お気づきの方もあられるだろうが「灰型」
「掻き上げ灰型」を作っていた明くる日の散歩途中で、「どんぐり」を見たためである
遥か一万年前の日本列島で、我々の祖先・縄文人が、この「どんぐり」を調理にしていた
恐らくは、その傍には縄文犬(柴犬)が屯(たむろ)し、おこぼれを待ったであろう
そんな思いで、朝の散歩途中に「どんぐり」を眺めた私と愛犬・柴犬のハナであった

因みに、上田流の「灰」は牡蠣殻で作っていて樹木の灰ではない
故に、上田流の灰であく抜きが出来るのかどうか、とも頭をよぎっていたのだった
更に因みに、「どんぐり」調理法とは

①「どんぐり」を十分少々煮詰める
➁煮つめた「どんぐり」を畏週間ほど天日で干す(日射はタンニン等を薄める)
③干した「どんぐり」の皮を剥き、石や木で潰して粉にする(最近ではコーヒーミル)
④灰を加えた水に何度も晒し、あく抜きをする
➄出来た「どんぐり粉」は団子にして、煮るなと焼くなと、好きにして食べる、
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