2014.10.15 薬売り
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奈良の配置薬、いわゆる置き薬である、その商標がレトロというか懐古調である

大阪の大幸薬品が「正露丸」の名と商標の類似で富山の製薬会社を訴えた判決
最高裁で大幸薬品が敗訴、つまり「正露丸」は一般名称で特定名称でないとのこと
周知の通り、日露戦争では「赤チン」と共に日本軍の常備薬であった丸薬である
故に、露西亜(ロシア)を征した丸薬、いつしか「征露丸」と呼ばれたものだ

今では、「征露」ではマズイとロシアに気兼ねして「正露丸」になったという代物
そんな「正露丸」なら最高裁の判断や良しである、腰砕けの大幸薬品は負けて然り
ロシア領となっている港町「ウラジオストック」の名は、露語で「東方を征せよ」の意
今もその名が通り、日本人の政治家や政府高官も平気で使っている、舐められた話

富山は奈良の並ぶ売薬の地、「富山の薬売り」としても名を売るが、本家は大和の薬売り
奈良では弘法大師の昔より、仏法の有り難さを示すものとして、製薬と売薬を行っていた
私が思うに、「正露丸」より効く丸薬、それは役行者の「陀羅尼助・ダラニスケ」
吉野・大峰山の行者の秘薬であった、今は一般販売されているが知名度は低い
我が女房殿は「陀羅尼助」の信奉者で、「正露丸」には見向きもしない、正しい判断だ

私は三歳の頃、医者にも見放された病気をしたらしい
父母の話では、そんな時に家の前を自転車で通り掛かった知人の薬売りがいた
父母は、私の病状の話をすると「ほな、これ飲ましてみ」と箱から薬を出したという
それで、父母が代金を払おうとすると「エエねん、エエねん」と云って去ったとか

不思議と云うては何だが、その薬を飲んでから私の体調は回復したと聞かされた
その薬が何処の何という薬であったかは、今となっては知る由もない
思うに、何処の何と云うものであっても、薬は効けばそれで良い
正露丸、裁判云々より効き目で勝負しなはれや、と云いたい

今日十月一五日は、私たち夫婦の結婚記念日である
その日に、第二子の出産を終えた娘が赤子と上の子を連れ我が家に里帰りする
感慨深い好日である、愛犬「ハナ」には迷惑な日が続くこととなるが・・
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