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竹藪の道で見た「ヒヨドリジョウゴ」の赤い実、ナス科
「ジョウゴ」とは「上戸・下戸」の上戸、いわゆる酒に強い「飲兵衛・のんべぃ」
飲兵衛の顔が赤いところから、「ヒヨドリ上戸」と名付けられたという


赤い鳥 小鳥 なぜなぜ赤い 赤い実を食べた
白い鳥 小鳥 なぜなぜ白い 白い実を食べた
青い鳥 小鳥 なぜなぜ青い 青い実を食べた

北原白秋作詞の童謡歌、単純と云えば単純だが、分かり易くて良い
大正七年に夏目漱石門下の小説家・鈴木三重吉が独自に雑誌「赤い鳥」を創刊
三重吉は白秋に童謡部門の執筆・構成を依頼、白秋の窮乏を救う

白秋は伝統的なわらべ歌の味わいを大切にしつつ、新しさを出すことに努めた
中でも「赤い鳥小鳥」を「私の童謡の本源である」とまで白秋は云ったとか
北海道帯広に伝わる子守唄をヒントに創作したということである

鈴木三重吉とは酒の上の争いから袂を分けたと聞く、お互い「上戸」だったようだ
そう云えば、白秋と懇意であった同郷の詩人・若山牧水も酒豪で知られていた
余談ながら、大阪・法善寺横丁に「牧水」という酒場がある、床の軸には「牧水」とある

白秋は糖尿病の悪化で五七歳で逝去、死の前に奈良を訪れたことは前に記事にした
私には身につまされる話であり、ヒヨドリジョウゴの「赤い実」、歌は哀調を帯びて聞こえる
法善寺の「牧水」に「ウズラ」の丸焼きはあったが、「ヒヨドリ」は無かった
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