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ニッカの竹鶴ピュアモルトウィスキー、もう三分の二が空いている

私と女房殿は、NHK朝の連続番組「マッサン」の視聴者となっている
番組はニッカウィスキー創業者竹鶴政孝・リタ夫婦の実話を元にした物語だ
先の記事にした、私達のスコットランド・ウェールズ旅行のこともあり見始めた
エジンバラでは「五つ星レストランのスッコチバー」へ入った想い出がある
それやこれやで、私達はの「マッサン」を楽しんでいるが、少し気が痛む
私自身は、NHK料金の確固たる不払い者であるのだ・・、まま

新聞記事で、「マッサン」が高視聴率を上げており,、ウィスキーブーム到来とあった
更に、「竹鶴」ブランドの販売は昨対七割アップとなり、店頭では品薄状態ともあった
この水曜日のこと、酒屋に行くと「竹鶴」ブランドのウィスキーが置いてあった
白ラベルが4900円、黒ラベルが1900円とある、この際とも思ったが「黒」にした
私は糖尿故、三千円以上の酒は自分で買うて飲むことはない、貰い物は別である
写真を撮った後、飲み干したが旨い酒であった、次は思い切って「白」を買うことに

さて、夕べは閏九月の十五夜、夜空に雲は無く満月がクッキリとして美しかった
昨々夜の十三夜、百七十年ぶりという年三度目の仲秋の名月であったが曇り空
夕べの満月では私は狼男になり、夜空に向かって咆え、罪深き昔話の告白をした

二十歳過ぎの頃、私は遠洋貨物船に乗り、人生の暗闇を航海していた
仏領跡ではブランデー、英領跡ではウィスキーが格安で堪能できた
当時の日本では、輸入洋酒に法外な贅沢税を掛けていたためである
ちょっとした洋酒で、日本での小売価格の元値の三倍・五倍、物によると十倍
当時、スコッチ・ジョニーウォーカー黒ラベル「ジョに黒」は日本で一本二万円
それが、豪州で仕入れた船内価格、つまり免税価格で一本九百円であった

「ジョ二黒」をバーやクラブでボトルに入れると一本三・四万円ぐらい取られた
そこで私はバーのママさんと交渉した、「私の給料は三万円、飲み代はジョニ黒で」
ママさんは話の分かる人、「エエよ、ジョニ黒で」次いで出た言葉、「もっとある?」

いつしか私は、ママさんの仲間に「ジョニ黒」を密輸販売する不埒者になったのだ
ママさん達には小売価格の半値の一万円で渡し、一ダース箱で十万円の荒稼ぎ
正に、三者三人得(ママさん、豪州の元売り人、そして私)、すこぶる善行である
私の羽振りは急に良くなり、持ち帰る一航海毎の土産も高価になっていった

もう半世紀近い前の話、とっくに時効と、狼男は満月にほくそ笑む(^^)
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