2014.11.16 酵母の役割り
2014111309070000.jpg
湿し灰作りで土嚢袋に広げ天日干しをしている
どうも前回から、写真設定がおかしいようで、変な画像になっている
修正方法が分らない・・もう、この世に不適合な人間になっていることを自覚

開炉に合わせて、夏に作った湿し灰を出してみると乾き切っていた
ままよと、乾いた灰を盥(たらい)にとり、煮詰めたほうじ茶を加える
昔なら古いゴザ(茣蓙、蓙)に広げて天日に干すが、今は土嚢袋で代用
土嚢袋は水はけが良く、ゴザと同様の役割をするので、私は重宝している

炉の灰は、草木を焼いた灰、生灰(きはい)を水洗いして灰汁(あく)を取り
篩(ふるい)に掛けて作る、他流では篩の荒さで炉と風炉の区分をすると聞く
炉で火を入れた灰は乾き切ってサラサラするので復篩って風炉灰にするとか
上田流では、風炉灰には牡蠣殻から作った灰、牡蠣灰(かきはい)を使う

湿し灰は蒔き灰として炉の炭点前に使うもので、番茶かほうじ茶で色付けする
通常、炉仕舞い後の灰で梅雨明け時季に作り、湿りを残して甕か木箱等に保存する
私は濡らした新聞紙に包んでレジ袋に入れるのだが、今年は袋の口が開いていた
灰を盥に入れ、ほうじ茶でコネていると、ドーナツやパンの生地コネを思い出す

話は飛ぶが、昨日のNHK朝番「マッサン」、パン生地に酵母を入れてコネ、丸めていた、
パン焼きをした後の主役夫婦の会話に、私は妙に納得したのである

「親は酵母と同じじゃのう、パン(生地)が膨れるためには酵母が要るが、パンが焼けると酵母は居らん様になる、酵母はパンの中に消えてしまいよるのじゃ」

今、我が家に娘家族が寄宿している、出産後の里帰りで我が家は民宿同然
孫を育てている娘を見ていると、子育てに懸命であった女房殿の昔の姿が重なる
親というものは、「酵母の役割り」を順繰りに果たしながら次へ繋ぐものだと実感
スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://houan7010.blog.fc2.com/tb.php/529-3f8107b6