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以前にも瓢箪のことを書いたが、その時の瓢箪を出して写したもの
山小屋に出来た瓢箪を水に漬けて種を抜き、天日でカラカラに干した
素人芸で漆を塗ったが、あちらこちらと剥げ落ちて無残な様となっている(泣)

瓢箪(ひょうたん)の話である
瓢箪が人類の進化と歴史に大きな影響を与えたと前の記事の文末にした
人類の故地・アフリカの平原に棲む動物たちの姿はテレビでもよく放映される
全ての動物たちの行動とは、一に水であり、水を求めての行動が原点となる
その中にあって、現生人類・ホモサピエンスが水の保管と運搬を為し得たのだ
それを可能にしたのが「瓢箪」であった

瓢箪の実は食用にもなり、実の殻は水入れになる、種は寒暖や塩水にも耐久する
現生人類は、瓢箪によって水をコントロールすることが出来る初めての動物になれた
それは、人類の遠距離移動を可能にさせ、生存圏の拡張に繋がったのである
先に居た旧人を追いやり、その地を自分達の生存圏とし、更なる拡散を可能にした
それに併せて火と言語の活用を取得し、現生人類の進化・発展をみたということだ
まさに、「瓢箪様さま」といえる

日本で瓢箪が文献に出るのは日本書紀の仁徳天皇の条にある「瓢・ひさご」とされる
この話、先の「第八連隊」のことにも繋がるようで面白い、次いで話とする
今の大阪は、当時大半が河内湖と云われ、そこに淀川と大和川が流れ込んでいた
治水工事が難渋していた矢先、天皇の夢枕に神が立ち次のお告げがあったとか

>武蔵の人・強頸(こわくび)と河内の人・衫子(ころもこ)の二人を、河伯(川の神)に生贄(いけにえ)として祭れば成功する<

いやはや、人迷惑な神のお告げである
武蔵の人「こわくび」は泣き悲しみながらも入水、川の神に身を捧げた
河内の人「ころもこ」は瓢・ひさご(ヒョウタン)を川に投げ入れて、神に叫んだ

>自分を欲しければ、この瓢を沈めて浮き上がらせるな。もし瓢が沈まなかったら、その神は偽りの神だ<

もちろん瓢は沈まず、この機知によって「ころもこ」は死を免れたとか

「復も負けたか八連隊」と云われた大阪兵、だが本当の強さは大阪兵とか
「第八連隊」の記事に寄せられた東西の御仁からのコメント
日本書紀の瓢箪記事にまで遡り、面白いと思った次第
そう云えば太閤秀吉の旗印、金箔の千成瓢箪だというのも、イトオカシ

この瓢箪、源氏物語では「夕顔」となり楚々とした雅な花となる
干瓢(かんぴょう)のこと、料亭の隠語では「木津・きづ」と云う
奈良の山背の木津が、干瓢の産地であったことからの隠語とか
ちぃと蛇足であったか
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