2014.11.30 大和三山
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大和三山を紋様にした赤膚焼の茶碗、塾生の手になるもの
恐らくは、上が畝傍山、左が耳成(耳梨)山、右が香久(香具)山と類推される

今日は小学校の同窓会があり、これから橿原神宮駅まで出かける
私が一年から三年まで通った吉野の小学校だが、今は廃校となっている
小学校は二学級だけだったので、学年同窓会の形になっている
考えてみれば、二学級なら途中クラス替えもあり、学年全体ががクラスメイトだ
私は三年生で転校したので、実際には一つのクラスメイトしか知らない
といっても、明確には三・四名を知るだけで、後はうろ覚えもあやしいところ

吉野と奈良・大坂の中点となる明日香・大和三山の地が同窓会の場所だ
大和三山、来年の奈良県の年賀はがきのデザインに使われている
大和三山は万葉集にも詠まれ、男女の三角関係の話が有名である

香具山は 畝火ををしと 耳梨と 
相あらそひき 神代より かくにあるらし古昔も
然(しか)にあれこそ うつせみも  嬬(つま)を あらそふらしき 
・・ 中大兄皇子

中大兄皇子(天智天皇)と弟・大海人皇子(天武天皇)の恋の三角関係とか
その相手女性・額田王の歌が有名であり、三角関係の証として万葉集に載る

あかねさす 紫野行き標野(しめの)行き 野守は見ずや君が袖振る
・・額田王

才色兼備の額田王は、大海人皇子と結婚をして子どもをもうけていたとのこと
この歌を詠んだときには、大海人皇子とは別れて、天智天皇と恋人関係にあった
宴会の席で額田王は、大海人皇子との昔の関係をネタにして一句詠んだという
現代風の訳本によると

>今は天智天皇と付き合っているけれど、大海人皇子も私も、実はまだお互いに気があって、彼は袖を振って好きだと伝えてくるわ。そんなあちこちで袖を振っていたら、警備の人がこれをみて、私たちの秘めた恋がばれてしまうじゃないの。<

天智天皇も大海人皇子も加わった宴会の席での一興とか
額田王、ナカナカの女である、そして、大海人皇子の返歌とは

紫草の にほへる妹を 憎くあらば 人妻ゆゑに 我恋ひめやも

大海人皇子、後の天武天皇はんも、ホンマによう云いなさる、
まま、思うに、万葉集が伝えるのは、日本文化の大らかさであろうか・・


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