2014.12.16 未完の咲く丘
2014121516570000.jpg
照り葉に侘助、開きかけだが許される範囲かと

茶花は満開の花より、咲きかけ、蕾(つぼみ)の色付きかけを好む
未完、未達、不完全の美という世界でも稀有な美の感覚である
「この世をば わが世とぞ思ふ 望月の 欠けたることも なしと思へば」・・
この藤原道長の歌に賛同する日本人は少ないようだ

壮大・豪華にキッチリ造られた西洋や印度・支那の庭園に圧倒されるが落ち着かない
それより、枯山水の庭園や坪庭の草花に心の安らぎを覚える日本人の感覚
珠光は「月も雲間のなきは嫌にて候」と云い、道長の望月とは違う感覚を説いた
恐らくは、生死観のあり方にまで行きそうな「未完・不完全の美」ということになろう

ソクラテスの時代から「今の若い者は」という言葉があったと云う
人は「未完・不完全」の輪廻転生を続けるのであろう
今回の総選挙、投票率五二%、戦後最低だとか
私の好きな童謡歌は、「ミカンの咲く丘」であるのだが・・
スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://houan7010.blog.fc2.com/tb.php/563-1d0b19cb