2015.01.06 初釜の結び柳
2015010605390000.jpg
結び柳、綰柳(わんりゅう)とも書き「一陽来復」の意を込めて正月の床に飾る
青竹の口縁に紅白の椿を挿すのが通例だが、私は紅白の紐を結んで代用
地ずりの枝先に見えるは、羊の香合

正月の床に結び柳を飾る謂われは幾つかあるようだ、挙げてみると
●柳の枝の様に、一年をしなやかに過ごし無事を祈る
●柳の芽吹きは早い、生命の再生・誕生の意を込める
●「取楊柳枝著戸上 百鬼不入家」、戸口に柳の枝を挿しておけば、百鬼が家に入れない
●柳を龍が昇る姿にたとえ、「登竜門」の願いを重ね合わせている
●唐土の故事に、友が旅立つ時に見送りに来た人と柳の枝を結び合わせ再会を期した
●ゆく年くる年を結び合わせて「一陽来復」を願う

どれもこれも、それなりに頷かされるが、利休が考えたという説は頂けない
古くは万葉集の中の恋歌で、大伴家持が結び柳を題材にしている

青柳の 上枝攀ぢ取り 蔓くは 君が宿にし 千年寿くとぞ.
(あをやぎの ほつえよぢとり かづらくは きみがやどにし ちとせほくとぞ .)
青柳の梢の枝を攀じ取って、蔓にするのは貴女の家の千年の寿を祝うため、とか

.「ほつ枝」は、上の方の枝・新芽の出たばかりの枝
「よじとる」は。つかんで引き寄せて折り取る
「蔓・かづら」は、花や枝を輪にしたもの、上代の男性髪型の連想

大和朝廷のやり手官僚だった大伴家持はん、オナゴはんにもやり手だったような
「結び柳、綰柳」のこと、去年は三日に記事にしている
http://houan7010.blog.fc2.com/blog-entry-235.html
スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://houan7010.blog.fc2.com/tb.php/579-aff11a14