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石炭直火蒸溜シングルモルト「余市」、北海道余市蒸溜所・一九三四年創業

近くの酒屋に行くと、「余市」500mlの瓶が並んでいた、価格は千六百円
「マッサン」の舞台が北海道・余市になったことで売れていると店員の弁
三千円以上の酒は買わない私には許せる範囲、ただ500mlは少ないが、まま
それで「余市」なるウヰスキーを初めて買うて帰った、店員の所為ではない

北海道・余市は「ソーラン節」の発祥の地といわれる
♪ ヤーレンソーランソーラン ヤレン ソーランソーラン ハイハイ  ♪ 
ニシン漁の華やかなりし頃の漁師や浜人が掛け合って歌ったものとか
ニシンは身欠きニシンや燻製、コンブで巻いて煮締めた「こぶ巻き」などの加工される
卵の塩蔵品はご存知数の子(かずのこ)として流通し、ニシン粕は高級肥料となった

実はスコットランド、ニシンの文化圏である
朝食に、「キッパーズ」というニシンを燻製にしたものを出すのが一般的だとか
日本の朝食に、アジ・イワシなんぞの干物が出るのと同じ感覚だという
世界の五大ウヰスキー、スコッチ、アイリッシュ、カナディアン、バーボン/テネシー、日本
その内、日本以外のウヰスキーはアイルランドも含め、全てケルト民族の手によるもの

前のヨーロッパ旅日記に書いたエジンバラのスコッチ・バーでのこと
カウンターの女性が、私が日本人だと分るとこんなことを云ってきた
「サントリーウヰスキー、良いウヰスキーだと聞いている、一度飲んでみたい」
サントリーウヰスキー「山崎シェリーカスク2013」が世界最高の賞を得たのは昨年だ
ウヰスキーだけでなく、欧州人と日本人に共通するものは意外と多いように思う

資本主義の源泉思想とされる、労働を高貴な行為とする思想
武士道と騎士道という誇りの思想、そこに見る恥と矜持、質素節約と自負
そして、原欧州人とも云えるケルト民族の自然に対する畏敬と感謝の思い
ケルトの地、アイルランドやスコットランドの民謡は日本人の心情に響く
「蛍の光」「庭の千草」「故郷の空」「アニーローリー」等、心に沁みる歌が多い

「マッサン」の余市でのこと、上手な物語にしてもらい度、「余市」を傾ける
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