2015.01.23 フグの猛毒
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ピュアモルト竹鶴21と能登半島のフグの卵巣

昨日は市のビン・カン回収日、持って行くと回収車が過ぎ去った後
仕方なく三輪車に載せ、近隣の酒屋まで運んだ
それにしても、ウィスキーの空瓶が増えているのには、我ながら感無量
角瓶、山崎、スコッチ類、バーボン、竹鶴の黒と白、余市、宮城、奈良もの
「マッサン」の所為にする訳でないが、このところウヰスキー三昧であった

焼酎と同じ様に飲んでいたのだが、アルコール度が違っていた
焼酎は二十度から三十余りの度数ながら、ウヰスキーは四十七・八度
一昨日、疲れが溜まったようなのでスーパー銭湯に行き、アンマを頼んだ
頸肩と背筋の張りがきついと云われ、更に肝臓が腫れているとか何とか
私は頷いた、男には七十二の壁があり、それを越せるかどうかだと聞lく
覚悟は出来た、酔生夢死の人生、顧みれば未達未完無頼の人生だった・・

ところで写真の竹鶴21、瓶を持って行った酒屋の店員が「二本有りまっせ」
何かと思ったら、竹鶴の売れ行きが例年の倍以上で、21年ものは入手困難とか
この先プレミアムが付くようになるとか云々、「ほんで、なんぼやねん」と聞くと
「箱入り竹鶴21」は一万二千円だとか、三千円以上の酒は買わない主義の私
熟慮の上、「分ったその21は記念品、飲むのは千六百円の竹鶴黒や、二本買う」
店員はニッコリ、これサービスと云って干しイチジクを一個くれた

その夕方、学園前駅近辺で所用を済まし、バスに乗ると「卒塾者」ご夫婦にバッタリ
やあやあ、と挨拶すると能登旅行の帰りとかで、ニコニコとお土産を下さった
「フグの卵巣」、私の顔は瞬間引きつった、脳裏にテトロドトキシンの名が・・
青酸カリの千倍の猛毒で、一ミリグラムで致死量に達するといわれている

実は私、フグの調理免許を持っている、よってフグのことは多少は詳しいつもりだ
決して食べてはいけない部位は「目玉、卵巣」である、「肝」は要注意ながら可だった
然し、今では「肝」も食用禁止になっている、フグ毒が微かに効く肝は旨いとは昔
フグに当たると土の中に埋めると良いというのも全くの迷信、落語の世界である

当たるのでフグを鉄砲、フグ鍋を「てっちり」、フグの薄造りを「てっさ」と云うようになった
念のため、ウィキペディアでフグ毒、テトロドトキシンを見てみると記載があった
「石川県名産の河豚の卵巣の糠漬けの毒素分解の仕組みは未だ不明である」とか
因みに、「河豚・ふぐ」は私に母親の故郷・山口県では「フク」と云い、濁らない

まま、偶然とは恐ろしいもの、件の水産大学出の同級生から電話があった
「明日の四時に『てっさ』を三・四人前ほど持って行くからビールを用意しとけ」
明日は我が女房殿が留守と伝えていたのだ、私は囲碁仇の同級生も呼んだ
どうせ当たるなら、気の置けない昔仲間と共に、と思った次第

話は変わるが、今朝のNHK・「マッサン」、余市の森野猪熊の死んだ女房への思い
前にあった鴨井商店・社長の死んだ女房への思いとが、何か根っこが似ている
そこで思った、この日本には、日本の男には、梅田雲浜や辻十郎が多くいたこと
日本の女には、雲浜の妻・信子、乾十郎の妻・亥生(いわお)が多くいたこと
私は、日本人に生まれた幸せに胸に、今夕は同級生の「てっさ」に箸を付けよう
あいつ、水産大学出とは云え、フグの調理免許を持っていたかな・・
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